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FEELING.

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3月に仙台で行う”VISION OF LIFE"について


日々の生活で何を考え、何をみて、何を聴き、どう変化していくかがとても大切だなと感じる

様々なことを学んだり、チャレンジする前に

まずは自分自身の気持ちや身体のバランスを整えておくことが大事

25年タップを踏んできて、今は大きな野望というよりも、しっかり地に足のついた日々の大切さを思う

それは短距離走ではなくて終わることのないゴールに向かっての長距離走だから


とにかく日々の積み重ねの中で、日常とリズムの繋がりを感じていたい

リズムは呼吸から生まれ

大きく深呼吸していくことからグルーヴが生まれる

鼓動に耳を静かに傾けて

1日がはじまる

日々をエンジョイしていくことを忘れずに

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by kazthehoofer77 | 2018-02-12 23:56

The Way I See It - Steve Condos 続き

スティーブ・コンドスのタップダンスに関する言葉で今の自分にもしっくりくる言葉がありまして、机の前の壁にいつも貼ってあります。晩年に書いたものかと思いますが、タップという表現があらゆるダンサーを通してリズムという形で『自由』になってきたのはそれほど遠い昔の話ではないのではと思います。ある時代の固定観念からミュージカルの一部のような形になってしまった。そしてまた様々なダンサーたちがよりオリジナルのルーツへと戻り、今の時代に繋がってきているのではないかと思います。

”Tap is making record progress in finding ways to create new waves of rhythms, in opening avenues of thought, and in having its choreography utilize sound rather than using overdone "flash" as a way of getting applause and appreciation.”

『タップは近年記録的な進化を遂げている。それは新しいリズムの波、開かれた思考、そして単に観客の拍手や喜びを与えるだけの派手なステップに頼りすぎることよりも『音』を重視したコレオグラフィーによるものです』

"Audiences are more rhythm conscious than ever. Today, a dancer gets responses from executing a rhythmical phrase, pure rhythm, no tricks! The new "tricks" are the use of dynamics. The powerful use of technique, and the blending of rhythms - with or without music - into a unified composition."

『観客はこれまで以上にリズムに意識を傾けている。現在、タップダンサーは純粋にリズムのフレーズを生み出すことによって、トリックを使うことなく観客からの反応を受けることができる!その新しい『トリック』とはリズムの抑揚である。音楽に合わせる、合わせないに関係なくパワフルな技術とリズムの組み合わせによって一つの作品へと創り上げることができる。

”These concept prevail today, and will prevail even more in the future. Choreographers are open to the enormous possibilities in using tap "sounds," realizing their artistic importance as well as their commercial value in today`s market" - Steve Condos

『これらのコンセプトは今日に広まっています。そして未来にはどんどん普及していくでしょう。振付師たちはタップの『音』を使うことに無限の可能性を見出していくはずです。それは現在の商業的な価値だけでなく、芸術的な価値を気づかせてくれることでしょう。』ースティーブ・コンドス


今でこそ、タップダンスによるコンサートや、ライブのようなことが可能になっていますが、
この文章を読むと、それまでは開かれていなかった可能性が開かれていく時代の変化を感じ、
興奮して文章にしているようなそんな気がします。
なぜタップダンスはそれほどまでに閉ざされた場所に長くいたのでしょうか。
グレゴリー・ハインズのようなダンサーが現れ、それまでの固定概念を覆し、本当の素直な気持ちをただタップダンスにぶつけることができる時代がやってきた。
観客に背を向けてひたすらにリズムを奏で続けた時に、たくさんのブーイングを初めはうけたと聞きました。

『必要以上に笑うことが嫌だった』とグレゴリーは言っていました。

『ありのままの姿で表現すること』を僕は彼らから学びました。

それが今僕にできる精一杯のアートへの恩返しだと思いますし、
僕にはそれしかできないような気がしますが、
ただ『純粋に』リズムに向き合っていきたいのです。


PS>> 3月に地元仙台にて公演を行います。2018年最初の日本での公演になりますので是非いらしてください!

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2017年3月には東北で初のタップフェスティバルそして年末の上原ひろみとのツアーを経て、2018年熊谷和徳が仙台メディアテークにて新たな作品を発表する。
音楽にはリトルクリーチャーズやUAのプロデュースなどでも知られる青柳拓次をむかえ、故郷仙台であるこの場所で新たな内なるビジョンをリズムとグルーヴにのせて表現する。是非同じ空間でリズムから伝わる振動と共感し、共鳴してほしい。

公演概要〉

TAP the FUTURE in SENDAI 期末公演

熊谷和徳&TAP the FUTURE in Sendai PRESENTS

"Vision of LiFE"

KAZUNORI KUMAGAI TAP DANCE LIVE 2018

日程:2018年3月17日(土)18:30開場/19:00開演

    3月18日(日)18:30開場/15:00開演 

 

会場:せんだいメディアテーク オープンスクエア

   http://www.smt.jp

   〒980-0821 宮城県仙台市青葉区春日町2-1

南北線勾当台公園駅下車、「公園2」出口から徒歩6分

   

チケット:全席自由 

     前売り 一般4000円/中学生以下2000円 

     当日  一般4500円/中学生以下2500円     

〈チケット情報〉

2月3日(土)一般発売開始

イープラス http://eplus.jp/sys/main.jsp

日立システムズホール仙台 ☎022-727-1875

仙台銀行ホール イズミティ21 ☎022-375-3101

せんだい演劇工房10-BOX ※窓口販売のみ 9:00~21:00

カワイミュージックショップ仙台

(株)ヤマハミュージックリテイリング仙台店 ☎022-227-8553

KANEIRI Museum Shop 6 (せんだいメディアテーク 1F)

カフェプロコプ

   

お問合せ/

TAP the FUTURE inSENDAI事務局

tel : 090-5589-0189 mail : sendaitapworks@gmail.com

主  催/ TAP the FUTURE in SENDAI ・ KAZ TAP STUDIO

共  催/ 公益財団法人 仙台市市民文化事業団 




 

by kazthehoofer77 | 2018-02-07 15:01

練習すること "THE WAY I SEE IT " - STEVE CONDOS

先日書いたブラックフェイスの記事はたくさんの方々にシェアしていただき感謝です。
まだまだそのことについては書きたいことがあるので、また書きます。

今日はタップの練習をしていての気づきがあったのですが、
自分が大きなインスピレーションを受けたタップダンサーのスティーブコンドスの言葉を自分のためにもここに書いておこうと思います。

"THE WAY I SEE IT"

I've been asked many times: How do you practice? Well, to me, practice itself is an individual art. It doesn't matter how you practice if you keep improving. Improvement is the bottom line.

『練習はどのようにしてるんですか?』とよく聞かれることがあります。私にとって『練習』とは芸術そのものなのです。
どのように練習するかは問題ではありません。もし自分が上達していると感じていればそれでいいのです。『上達』することが大切なのです。

One also needs to practice on the greatest instrument, the brain! It's a lifetime study. Use your brain to think out the logic of how to practice. If your logic works, you improve; if not, throw that logic away and think anew.

In dancing, I've thrown away many rudiments that just didn't work for me. If the new rudiments work, keep them, elaborate on them, exploit them mathematically, go as far as you can go- then further.


私たちは最も素晴らしい楽器を練習しなければいけません、それは脳です!それは人生を通しての練習です。あなたの脳を使って練習の理論を考えてみてください。もしその理論が正しかったら、あなたは上達しますが、もしそれがダメならそれを捨てて新しいことを試してみてください。

ダンスにおいて自分にはあまりうまくいかなかった練習方法を今までたくさん捨ててきました。もし新しい練習方法が成功すれば、それを続けてください。そしてそれを発展させて数学的に展開させてみてください。自分自身が行けるところまで先へといき、そしてその先へ行くのです。

The process never stops. Age doesn't stop it. I've been practicing all my life, one way or another-physically, mentally, and in performance. Life becomes a practice, whether it's singing, dancing, acting, speaking, thinking, or just being a better human being. Practice in life to sustain your credibility in dance. It's very simple.


そのプロセスは終わることはありません。年齢は関係ありません。私は生涯様々な方法でずっと練習しています。肉体的にも精神的にも、そしてパフォーマンスにおいてもです。歌うこと、踊ること、演じること、話すこと、考えること、なんであっても人生そのものが練習になるのです。それは自分がより良い人間になるということかもしれません。人生において練習することはダンスを信じ続けていくことです。それはとてもシンプルなことです。 ー スティーブ・コンドス



僕自身25年タップを踊ってきて練習を続けていくこと、モチベーションを維持することは簡単なことではないなと思います。

しかし踊ることによってしか得られない答えがあって、実は踊りの中に全ての複雑と思っていた人生の答えがとても”シンプル”にあるものだと気付かされるのです。もしも自分が人生を通して練習することで日々1ミリでも自分が上達していると感じられるなら、それが一番自分にとって幸せなことかもしれません。そしてそれが信じてやりつづけることに繋がるのかなと思います。


スティーブはあるパリでの公演でのタップソロの後に楽屋でタップシューズを履いたまま仲間のタップダンサーに見守られて亡くなりましたが、

生涯現役で練習の鬼だったそうで毎日彼の家に行くと汗をダラダラ流してひたすら踊っていたと聞きました。

彼のタップの音を聞くと目をつぶってずっと聴いていたくなります。


もう一つ紹介したい言葉があったのですが、また今度書こうと思います!







by kazthehoofer77 | 2018-01-28 23:26

PREJUDICE IS IGNORANCE (差別は無知から生まれる)

今日はアメリカはマーチンルーサーキングJr.の生誕の日ということでアメリカ国民の祝日です。
娘の学校では今年は3年生ということもあり、キング牧師の話や人種の問題についても学校で学んでいるようです。
人種の問題については、特にトランプが大統領になってからはとても繊細な問題になりましたが、実際にアメリカに住んでタップダンサーとして生きてる日々の中でそのことについて考えない日はほとんどないのではないかと思います。
この国でタップを踏む上では、アメリカの、そして世界が抱える人種の問題を無視することはほとんど不可能なのです。
なぜならば根源にある問題は変わらずにあり、そして自分の身にも常にその影響を肌で感じるからなのです。

『ブラックフェイス』という言葉が日本で問題になっているのをニュースで見ました。

僕たちが尊敬するタップダンサーの先駆者であるビルボージャングルロビンソンはブラックフェイスという差別の壁を崩した一人の黒人アーティストです。

1800年代、当時のエンターテイメントの主流であったミンストレルショーでは黒人のアーティストも舞台に上がるには自らの肌の色を靴墨やコルクの炭で黒く塗り、唇誇張するなどメイクアップをするブラックフェイスをしなければ舞台に上がれませんでした。
しかしビルロビンソンは素顔で舞台に立つことを可能にし、そしてソロで踊ることが許された初めてのアーティストでした。

ブラックフェイスは白人達によって黒人を道化的に扱うことで馬鹿にした表現であり、白人達が自分たちが優位に黒人達をコントロールする差別的な手段であった為に現在でもアメリカではタブーとして扱われています。
歴史について知らない人たちが、知らないが故に黒人のように顔を黒く塗ったりすることは差別の意識がなくてもあるかもしれません。
でもそれがどれだけ侮辱的な行為なのかを知らなくてはいけないのです。
そして現在においてもただ肌が黒いという理由だけでこの数年で何人もの無実の人たちが警察に殺されたでしょうか?
このような差別は過去から現在に続いており、それがこの最近の"BLACK LIVES MATTER”の運動にも繋がってきているのだと思います。

僕が19歳でアメリカに渡り学んだことは、自分が今学んでいるタップダンスという文化も誰かが命がけで自分たちのアイデンティティを守り、繋いできてくれたことの財産であること。そこには大きな犠牲があり、悲しみがあり、それでもユーモアと笑顔をもって彼らは僕らに分け隔てなく与えてくれたのです。

ビルロビンソンが壁を崩したからこそ、それに続くエンターテイナーが現れることができた。
サミーデイビスJRがいて、そしてマイケルジャクソンのようなスターが生まれ、脈々とエンターテイメントの歴史を繋いくることができた。そういったことを涙ながらに教えてもらったことがあります。
そこには想像を絶する苦難を乗り越えてきた先人達が影にたくさんいることを忘れてはいけないと。
彼らはネガティブなエネルギーをポジティブなアートやリズムへと転換し、前に進むパワーにしてひたすらに繋いできた。
だからこそ僕はタップシューズを履き、板の上に上がるたびに感謝の気持ちと尊敬の念を感じずにはいられないのです。

いまだに僕はタップダンスのイメージも芸術というよりもミンストレルショーの時代の影を引きずっているような気がしてなりません。
なぜタップダンサーは必要以上に笑顔で踊らなくてはいけなかったか、
なぜ音やリズムは軽視されお客さんを喜ばせることだけを求められたのか、
本当のタップダンスの尊厳は本来の意味合いで尊重はまだまだされていないと感じるのです。

グレゴリーハインズは、オーディエンスに背を向けて笑うことなく床に向かってリズムをただひたすら奏で続けた初めてのタップダンサーです。彼はリズムにこだわりサウンドとして想いを伝えた。それはアフリカから海を越えて渡ってきたドラムのリズムのようです。
タップダンサーとしてのあるべき姿、本当の尊厳を彼は主張していたのだと思います。
そしてその姿の影にはたくさんのタップダンサー達への尊敬と愛をたくさん感じ、涙が出てくるのです。

今回の日本で話題になったブラックフェイスの一件に関しては、日本であまり認識されてこなかったこの歴史を知るきっかけになればと切に思います。
ほとんどの人たちは知識がないが故に、知らないという理由だけで差別を見過ごしてしまう。それは結果的に差別に加わってしまうということにもなり得ると思います。

最近、野球選手のダルビッシュが相手の選手から目を細く釣り上げるようなアジア人差別のジェスチャーをされて話題になりました。
実際に僕自身、アメリカに来るまではこれが差別的な行為であるという認識はなかったのですが、娘の学校でも稀ですがそのようなことがあるようなのです。
その選手は5試合出場停止になり謝罪をし、人種差別的な行為として処罰を受けていました。
それは適切で誠実な対応であったと思います。

人種差別的な行為があった時にそれが差別なのか差別でないのかを判断するのは難しいです。

今自分が生活している環境の中では、毎日様々な人種が様々な価値観で生活しているので、本当に日々何があるかわからないと思うのです。
もし何かが起きた時に何が一番大事かというと、僕自身はその場でどのように判断してどのように行動を起こすかがとても大事だと思います。
自分が差別される側になった時はもちろんですが、もしも自分がそのような状況に居合わせて誰かが悲しい想いをしている時に、
自分には関係がないと見過ごして黙っていることはその差別を助けていることと変わらない。
大切なのは自分が何が正しいかを判断し声を上げることではないかと思います。
今回のブラックフェイスの一件についても、それをテレビで見た人たちや、その歴史について知った人たちがそれからどのように考え動くのかがすごく大切だなと思います。
それが未来へ何かを残して行くという行為に繋がるのではないでしょうか。

僕自身は自分の日々の生活、自分のタップダンサーとしての活動の中で、これまで学んできたことを自分の生き方の中で深く掘り下げ考えていきたいと思います。
自分が日本人として、アジア人としてのこれからの生き方の中で自分のアイデンティティーを誇れるように、様々な人種の人たちや様々な価値観の人たちと繋がり、そして自分の子供達へと繋いでいけるように頑張りたいです。未来は過去の失敗から学び、変えていけると信じています。ただ、何が過ちだったのかということをまずは本当に理解し受け止め、誠実に行動していくことだと思います。もし自らに過ちがあったのなら、それを真に受け止めて謝り、また前に進んでいくことができるはずです。

マーティンルーサーキングJRの好きな言葉をここに書いておきます。

『闇は闇を追い出すことはできない 

 光だけがそれを可能にする

 憎しみは憎しみで追い払うことはできない 

 愛だけがそれを可能にする』



日本では未公開ですが、Spike Lee監督の映画でブラックフェイスをテーマにした映画『Bamboozled』があります。


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ハーレムの住宅街にある小さな公園の脇にボージャングルの壁画があります。



by kazthehoofer77 | 2018-01-17 15:22

『HEAR/HERE』今ここで聴こえる音

日本での20周年公演 『NEW BEGINNING』を終え、9月は香港タップフェスティバルで2週間ほど香港に滞在しました。その後、NYに戻り92Yという歴史あるパフォーマンススペースにて新しい作品『HEAR/HERE』を無事に終えることができました。そしてすぐにWASHINGTON D.C.にあるアメリカ唯一の国立劇場KENNEDY CENTERにおいてのパフォーマンスもありました。11月に入ってようやく思い返す時間ができたので久しぶりにブログを書きます。
過ぎ去ってしまうと、時間はあっという間に過ぎ去り、余韻を感じる間も無く次のプロジェクトのことを考えなくてはいけませんが、今回の『HERE/HEAR』の公演には自分の最も尊敬する二人の伝説的なタップダンサー,Ted Louis Levy, Brenda Bafalinoにも出演してもらいとても感慨深い時間になりました。
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高校生の時にタップダンスに出会い、とにかく手に入る映像を隅から隅まで見ました。当時はVHSのカセットでTedやBrendaの踊りを擦り切れるほど見たものです。
アメリカに来てから、社会の問題と芸術が深く関係し合いながら、複雑でとても苦しい状況の中から音楽やダンスといった芸術が生れて来ているということを肌で感じることができます。
だからこそ感情的なグルーヴや喜び、悲しみもとても深く大きいと思うのです。
パフォーマンスを終えると、様々な感想をもらうことができます。観る人それぞれの価値観もユニークでそして熱いです。
自分自身もこの国に来てこの国で生まれたアートから学び、そしてこれから向かうべき道はまだまだ遠く続いていると感じますが、一歩一歩を大切に歩んでいきたいです。
タップダンスという先人からのリズムの贈り物をこれからもずっと楽しんでいけたら幸いです。

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KENNEDY CENTERでのREVIEWと公演前に地元の高校生たちと話をしたのですが、高校生が書いてくれた感想がこちらです。





今年の夏に時計のブランドCITIZENのためのCMを撮影しました。撮影場所は、CITIZENの工場がある長野の山で早朝に撮りました。その山の空気感と時間の流れがそのまま映像に映し出されているようで嬉しいです。
テレビでの放映は年末から流れるようです。ぜひお楽しみに!





by kazthehoofer77 | 2017-11-15 13:27

8/26 "NEW BEGINNING"へのメッセージ。

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今年は20周年YEARということを知ったのは、昨年のラジオ番組の収録時に『熊谷さんも来年で20周年ですね』と言われて気づきました。。
あまり年月の長さを気にせず今までやってきたので、自分では気づかなかったのですがそのような記念の時に気づくことは、たくさんの方々にお世話になって今があるということです。そのなかでもいつも僕におおきなエネルギーと勇気をくれるのは表現者たちでした。

今度の公演に添えてスペシャルな方々からメッセージをいくつかいただいたので紹介したいと思います!

『20周年おめでとうございます!自分の表現を20年間続けるというのはすごい。もうやめられませんね!熊谷さんとの共演の後味のよさはずっと覚えています。そのタップが生み出すリズム感は、心地よく、刺激的で、あくまでもフリーであり、インプロヴィゼーションの感覚に満ちあふれています。どこでも誰とでも共演出来て、一瞬にして自分の世界を作り上げてしまう、そういう強靭さが熊谷さんにはあると思います。どうかこれからも唯一無二のクマガイ・ワールドを追求してください。』ー山下洋輔

NYで学生をしていた20代の頃、ブルーノートの隣にある日本食屋さんで山下さんを見かけて勇気を出して話しかけたことがありました。『僕はこっちでタップを学んでいます。』といったところ、『へえ〜いいね、頑張って!』と笑顔でお話ししてくれて、何かパワーをもらったなあという気持ちになった記憶があります。それから何年も経って、自分が同じステージに立てるとはとても感慨深い思いでいっぱいでした。山下さんから教わったことは何をやってもいい、自由でいいということです。実際に僕がどんなに自由にやっても山下さんは笑顔でピアノを肘打ちしているんです笑。いつも温かく尊敬しています。

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『熊谷君、プロ活動20周年おめでとうございます。
熊谷君のライブを観ると、身体中の細胞が生きる喜びに満ち、一緒に演奏したいという気持ちでいっぱいになります。
同世代として、同じ時代を生きられる事、そして一緒に音を奏でられる事、私はとってもラッキーです。
いつもありがとう。これからもよろしくお願いします。』ー 上原ひろみ

ひろみちゃんとの出会いはNYでの公演に観に来てくれたことでした。そしてそれからすぐにピアノのある場所でお客さんの誰もいない二人だけのセッションをしたのがはじまりです。それからたくさんの場所で、たくさんのマジカルな体験をさせてもらいました。小さなNYのクラブで僕のライブに飛び入りしてくれたこと、震災直後のブルーノートでの4日間のセッション。昨年、夏のサマーソニックでの灼熱のライブ、すべてが忘れられない思いでです。これからもずっと一緒にやり続けていきたいと思わせてくれる世界で闘う同世代の唯一無二のアーティストです。ひろみちゃんいつもありがとう!そしてこれからもよろしくね!

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『カズ 活動20周年おめでとう!!
RIZE という映画の中で クランプというダンスを踊る黒人の少年が「このダンスは まるで喧嘩をしているように見えるけど、僕らにとっての会話なんだよ!」というシーンがあった。
カズは アメリカの黒人たちの間で会話のように生まれた、タップダンスを日本語に翻訳しようと日々 ステップを踏んでいるのだと思ったんだ。
あのズシンと響くカズのステップの一音一音はカズがかけてきた時間からでしか鳴らせないのを僕は知ってます。
まだ誰も歩んだことの無い、君が想い描くその先をこれからも僕らに見せてください!
そしてその姿に 僕らはまたケツを蹴り上げられるのだろうな。
合言葉は 生きてGROOVE!! また一緒に音楽を奏でよう!』 ハナレグミ

ハナレグミこと永積タカシ君とは、いろんなシチュエーションでたくさん語り合ってきました。ある日二人でお店で熱く語り合っていると、タカシくんがいつの間にか寝てしまって僕が一人途方にくれたこともあったけ、、あとは何故か知らないお客さん達と円陣を組んでいたりとか、、冗談はさておき、彼のたくさんのリスナーと同じように、タカシ君の言葉、そしてメロディーからたくさんの勇気をもらいました。日比谷の野音やホールで共演したときに彼の歌がひとりひとりのオーディエンスに語りかけている、そしてそれがじんわりと伝わっていくヴァイブレーションになんど感動させられたことだろう。彼は人に何かを伝えるということに対して、人一倍心を砕きいつも大きな優しさと広い心をもって歌っている。相当なエネルギーを言葉一つ、音一つに費やしていること、とても尊敬しています。いつかぼくらがおじいちゃんになったときも、彼がギターを弾き語りするとなりでヨロヨロのステップでタップを踏みながら笑えたら最高だなといつもおもってる。だから、、いきてぐるーーーゔ!!

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これからまた届いたメッセージを紹介させていただきます。

この節目に新たな一歩を踏みしめていけるようにメッセージを真摯に受けとめて頑張っていきたいです。




“Journey in the Rhythm - NEW BEGINNING”


NYと日本を拠点に世界各地でリズムを刻み続けるタップダンサー・熊谷和徳の20年の軌跡と新たな出発を表現するステージ!



日時 8月26日(土)

開場 16:30

開演 17:00

会場 目黒パーシモンホール 大ホール

出演 熊谷和徳
K.K.QUINTET & Strings
類家心平(tp) 中嶋錠二(piano) 池田潔(bass) 吉岡大輔(Drums) ラティール・シー(per)
高橋暁 (Violin) 丸山明子 (Violin) 田中景子 (Viola) 橋本歩 (Cello)


料金 【全席指定】一般4000円・大学生2000円 小・中・高校生 1000円

チケット発売日 5月15日(月)~

問い合わせ 目黒パーシモンホール 事業課 03−5701−2913

http://www.persimmon.or.jp/performance/…/20170325141016.html



by kazthehoofer77 | 2017-07-19 23:55

20年〜そして新たなはじまりへ

NYへ渡りタップを学び 

そしてステージにたってから20年という時がたちました

故郷仙台でおこなった東北タップ&アートフェスティバルは僕にとっておおきな節目になりました

協力してくださった皆様 何より一緒にタップを踏んでくれたみんな 本当にありがとうございました!

先日NYに戻り 3日間の"RHYTHM IN MOTION"のショウを終え 今週はストックホルムタップフェスティバルに行ってきます

まだまだやり足りないことがあり まだまだみんなと実現したい夢があります 

僕はタップダンサーが大好きで

タップダンスが大好きです

これからもリズムの旅を踏み続けていきます!
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THANK YOU MAIKO MIYAGAWA& MAKOTO EBI FOR THESE SPECIAL PHOTOS!!!
AND THANKS KAZ TAP STUDIO CREW ESPECIALLY MURACCHI MUKAIZAWA AND SHOKO!!


【プロ活動20周年記念公演開催決定!!】

“Journey in the Rhythm - NEW BEGINNING”


NYと日本を拠点に世界各地でリズムを刻み続けるタップダンサー・熊谷和徳の20年の軌跡と新たな出発を表現するステージ!


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日時 8月26日(土)

開場 16:30

開演 17:00

会場 目黒パーシモンホール 大ホール

出演 熊谷和徳
K.K.QUINTET & Strings
類家心平(tp) 中嶋錠二(piano) 池田潔(bass) 吉岡大輔(Drums) ラティール・シー(per)
高橋暁 (Violin) 丸山明子 (Violin) 田中景子 (Viola) 橋本歩 (Cello)


料金 【全席指定】一般4000円・大学生2000円 小・中・高校生 1000円

チケット発売日 5月15日(月)~

《関連ワークショップ》 
熊谷和徳 タップダンスワークショップ

世界で活躍するタップダンサー・熊谷和徳が直接指導!
ワークショップ参加者は8月26日の公演の一部に出演予定です。経験は問いません。是非ご参加ください!

ワークショップ 
8月7日(月)、14日(月)、23日(水)

リハーサル   8月25日(金)

本番      8月26日(土)

会場  大ホールステージ

講師  熊谷和徳
KAZ TAP COMPANYメンバー

対象  小学3年生以上

定員  100名

参加費 5000円

申し込み期間 5月25日(木)~ 6月30日(金)

問い合わせ 目黒パーシモンホール 事業課 03−5701−2913

http://www.persimmon.or.jp/performance/…/20170325141016.html




by kazthehoofer77 | 2017-04-10 13:19

『TOHOKU TAP DANCE & ART FESTIVAL』をやる意味とは?

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2016年もあとわずかですが、みなさんにとって2016年はどんな年だったでしょうか。
今年はなんだか世の中クレイジーな年だったなあと思いますが、何か新しい時代に突入したような印象があります。
新しい価値観、新しい世界へ一歩踏みだしているような。そんな気がしています。

昨年を振り返りながら、僕自身は来年3月に仙台市との共催でおこなう東北初のタップフェスティバルに向けて日々様々な仕込みに追われております。
色々な準備をすすめながら、あたまのなかで考えていることはワクワクと不安とでいっぱいです。。
NYからもタップダンサーを呼ぶ手続きを進め、国内でもたくさんの人達が関わる大きなプロジェクトが具体的になるにつれて一方では、

『自分にこんなことをする器があるんだろうか。。。』 

『失敗したらどうしよう。。』

と日々悶々とまだはじまってもいないフェスにむけて自問自答しているわけです笑

しかしながら、だんだんとその問いこそが、このフェスをやる上で大事なことだと考えるようになりました。


今から25年程前、仙台でタップシューズを履いた僕は、この自分が育った土地にNYからタップダンサーを招いてフェスティバルをやることなど微塵も想像していませんでした。

あれから20年ほどの時を経て、NYに現在では拠点を移していますがフェスティバルという形で、また故郷へ帰ってくることは必然であり、自分にとっての再スタートと呼べる分岐点となるのではと想像しています。

それがたとえ、成功しようが失敗しようが、どちらにしても僕にはやらなければ前に進めないことのような気がしているのです。


『タップダンス』というアートに出会い、ここまでやってきて様々なことを感じながら、人と出会い、喜び、悲しみ、足を踏み鳴らしてきたこと。
ここでまた僕は新たな気持ちで『タップダンス』と再び向き合い、その楽しさと喜びを深いところで共有していきたいのです。
それには、自分一人ではなく、自分の仲間達や、尊敬する先生や、これからのタップダンサーたちと想いを共有して前に進んでいく必要があると感じています。

今回メインのゲストとして招待するのは、96年に渡米後、『BRING IN DA NOISE BRING IN DA FUNK』というブロードウェイのショウのダンサー養成学校『FUNK UNIVERSITY』で講師として僕にタップをおしえてくれたTed Lous Levyです。
Tedは、伝説的ミュージカル『Black&Blue』に出演、『JELLY`S LAST JAM』では主演のグレゴリーハインズとともにトニー賞にノミネートされた経歴をもつ、まさにアメリカのタップシーンを牽引してきたタップダンサーです。

彼のスタイルはとにかく熱く、そして素晴らしく音楽的です。何度かレッスンの間にはタップのリズムがどのように現在に伝わってきたかということを涙を流しながら僕らに教えてくれたことがありました。タップを踊ることは、エンターテイメント以上に『生きること』なのだということを彼から学びました。

あるときは、テッドからの留守番電話には、リズムのスキャットだけが録音されていたこともあります笑

彼のようにタップダンスの文化を生きてきたダンサーが仙台という土地で何を感じ、東北にやってくるたくさんのタップダンサー達とリズムを共有できることはとてもワクワクします。
自分が19歳で飛び出していったNYと自分の故郷である仙台と、そして東京が一本の線で繋がる瞬間になるのかなあと想像しています。

そして、一日目の初日にはピーター・バラカンさんとの対談が実現し、沖縄のみで何度か共演してきたリトルクリーチャーズの青柳拓次さんも来てくれます。
バラカンさんが僕が高校生くらいのころにテレビでグレゴリーハインズの特集で司会していたのをたまたま見ていたことがありました。
その特集をみてはじめてタップダンスの世界のなかでの人種差別の問題なども知りました。
 バラカンさんとも個人的にはそのテレビを見てから20数年の時を経てこうして繋がる縁にとても感謝しています。

そしてその他のタップダンサー達も国内外から素晴らしいダンサー達ばかりで、これから少しづつ紹介していきたいとおもいます。

このフェスティバルはまた、3.11という震災から6年目の日でもあります。

これは僕ら東北に故郷をもつ人間にとってはもちろんですが、あらゆる人達にとって大きな意味を持つ日でもあります。

みんなで静かに黙祷をして、今の気持ち、そしてこれからのことについてもみなさんと心を共にできたら幸いです。

これからこのフェスティバルの意味、目的などは、そこに向き合いながらじっくり考えていきたいとおもっています。

そこへむかい過程も走りながらここへ記していきたいとおもいます。

そして、一緒にこのフェスを盛り上げていく方々をパーフォーマー、アーティスト、ボランティアスタッフ等募集しています!詳しくはHPをご覧下さい。随時情報をアップしていきます!

http://www.kaztapstudio.com/top/titl2017.html

<参加アーティスト>
熊谷和徳、 Ted Louis Levy、Josette Wiggan、Gabe Winns、
浦上雄次、細川慶太良、Yoshiko、Nao Hashimoto、中山貴踏、Kaz Tap Company(谷口翔有子、加藤信行、安達雄基、米澤一平、米澤一輝)、TAP THE FUTURE in SENDAI、
ラティール・シー、青柳拓次、ピーター・バラカン、松島純(ドローイング)
K.K. QUINTET & Strings (池田潔 ”bass”、類家心平”tp”、吉岡大輔”drums”、中嶋錠二”piano”、高橋暁”violin”、梶谷裕子”violin”、田中景子”viola”、橋本歩”cello”)and MORE.


by kazthehoofer77 | 2016-12-30 22:59

Bessie Award、大統領選、そしてこれから

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"America welcomed me, an immigrant, and that welcome has made my life possible." - Mikhail Baryshnikov
『アメリカがわたしを移民として受け入れてくれてくれた。そのことが私に人生を与えてくれた。』

Bessie Awardの授賞式のはじまりに、偉大なるバレエダンサーのミハエル・バリシニコフが映像の中で言った。
その言葉を聞いたとき、まだ受賞ができるともわからなかった僕はただただ19歳ののときにこのアメリカに来てからのことを思い出して胸が熱くなりました。

NYに来てからの思い出はつらいこ事もたくさんありましたが、自分が何故ここにいるかと言えば
世界各国の様々な人々がひしめきあって、様々な価値観を共有して生きている事に魅力を感じているからです。

ひとたび地下鉄に乗れば、ほとんどすべての人種に出会うことができる。

それがゆえにぶつかり合うことも多いですが、なにより多種多様な人々と一緒に喜び合えたり、理解しあう喜び、
支え合って生きていくことを学ぶことができたことは自分にとっての大きな心の財産になっています。

特に多種多様な観客の前でパフォーマンスする時、なにか共有できる深い部分に一筋の光を常に感じてきました。
知らない国で出会う人達が言ってくれる感想の一言一言に、喜びとやりがいを感じてきました。

そして本当に困ったときには、いつも誰かが助けてくれました。
911でワールドトレードセンターが崩れたときは、同じアパートに住む知らないアメリカ人の家で
ブッシュの演説をおそろしい気持ちでみていたこともありました。

タップダンスという文化をとおして、アメリカが抱える奴隷制という悲しい歴史も学び、
その歴史を乗り越えてきたからこその底抜けの明るさや、黒人達のふところの深さに感動しました。

そして彼らが生み出してきたことのすべてに魅せられてきました。
今僕が踊れることは彼らが遺してくれた恩恵があるからです。

日本人、アジア人という自分自身の人種をここまで強く意識させられることも、
もしずっと日本に暮らしていなかったらなかっただろうなとおもいます。

いま娘の学校にいくと、ほとんどの人種が一つのクラスのなかにいます。

白人も黒人も黄色人種も、アラブ系の人も、南アメリカの人たちもみんな一つのクラスでわきあいあいと遊んでる。

だから祝日などの祝い方は宗教によって全く違うので、
みんながそれぞれの価値観でお祝いできるように先生たちも気を使ってくれています。



そういったアメリカが持つ価値観の『自由』が、今回の大統領選を機に大きく変わろうとしています。

多種多様な生き方、そして価値観が大きく否定され、また差別の時代へと逆戻りしようとしているのです。


多くの自分の知人はトランプが当選した日に泣いていました。

何とも言えないほどの喪失感が、身体のなかにある深い部分に襲ってくるようでした。


それはまさにゆっくりと崩れさっていくツインタワーをスローモーションでみているようなそんな気分でした。

なにかひとつの価値観が消え去っていく、何か一つの時代が終わっていく、
それをただ無力な自分が呆然と眺めているような、真っ暗な『無』にちかい感覚でした。

そして日本から伝わってくるニュースを見てもっと悲しい気持ちになりました。
多くのニュースは経済的な影響について書いてあり、たいていの人の関心は芸能ニュースのほうにあるようでした。
日本人も含めた有色人種の人々が公然と差別されていくことになるということがアメリカの大多数のなかで決定されたこと。
宗教や性別によって差別されることが、公に肯定されようとしていること。
それは決してアメリカに住んでいる人だけにとっての危機ではないはずです。



しかしながら、今自分が希望に思っていることもあります。
現在までに水面下にあった人種差別問題や性差別、宗教の差別などの問題が、
今大きく表面に出てきて、それを大きなメディアのなかでも話し合う機会が増えてきています。
それは今まで語られなかった沢山の問題を解決するための一歩にもなり得るのではないかとも思えるのです。

街を歩いていても、大統領選直後は電車で口喧嘩があったりと日々物騒にはなっていますが、
多くの人達が、この直面している問題をどうにかしようともがいていることを肌で感じます。
日常の中でも、お店の看板や地下鉄の壁に書かれたみんなの気持ちのこもったメッセージの数々から、
何か前向きに変化させたいという気持ちの表れを強く感じとることができます。

友人の学校では先生が子供たちにハートの絵を描かせてそれを写真に撮って、親御さんたちに送ったり、メッセージを送ったりしていました。
子供たちにこの問題をどのように伝えていくべきか、みんなが悩見ながら行動しているのです。
子供たちも子供同士で話し合っています。
娘の親友はメキシコ人で、僕ら家族にとって大事なファミリーですが、現状の問題について僕らも話し合いました。
このようなことがなければなかったであろうコミュニケーションも確かに生まれているのです。

いま大人達がするべきことは自分達がほんとうに大事にしている深い愛情、価値観について、こどもを抱きしめて話してあげる必要がということを聞きました。

そしてそれはいま子供たちだけでなく、誰もの心にとって必要な感情なのだとおもいます。


この大統領選がはじまって8ヶ月から1年のあいだ、たくさんの汚い言葉、暴力、差別的な発言によって無意識のうちに心が傷つき麻痺してきているのだとおもいます。

いまだからこそ『愛情』に焦点をあて心を癒す必要があります。僕自身の心も疲れています。

オバマ大統領がトランプ当選の直後に国民に『シニカルになるのをやめよう』と言った言葉は本当に的を得ているとおもいました。

斜めに構えるのも、自分には関係ないとも言うことは簡単ですが、本当に心からこの問題に立ち向かっていくことができたら、
もしかしたら今という時代は根本的な問題を変えるチャンスなのかもしれません。
その根っこのところにある問題は、アメリカだけの問題ではなく、世界が抱える闇の問題だとおもうからです。

僕にとって今回の受賞があり、そしてこの大統領選の結果は何か偶然ではなく、自分がこのアメリカで経験してきているリアリティそのものを象徴するような出来事におもえます。

アメリカの文化を学び、ここまでやってきて得たものは決してただの素晴らしいことだけでなく、
これから生きていくための課題でもあるのです。


僕もこれからじっくり考えてみようと思っています。

自分の心の持ち方。

僕自身、本当はのんきにいつもワクワクすることを考えていたいです。

平穏で穏やかで、いつも笑顔でみんなでいられる日々をおくりたいです。

これからの生き方について、自分もこの機会にじっくり考えてみようとおもいます。

きっと何か大きな変化がまたここから生まれると信じて。



by kazthehoofer77 | 2016-11-29 13:37

ゆたかな未来へ

”夢みた 未来って どんなだっけな”

サマーソニック東京のステージ、上原ひろみちゃんと1時間のライブを終えたアンコールで

偶然にも同じ日にライブに来ていたハナレグミのタカシくんが飛び入りしてくれて歌った

ひろみちゃん、たかしくん、それぞれと出会ってから10年くらいたつだろうか

それぞれとの共演はあっても、3人で同じステージにはじめてたてたことはとても感慨深かった

あの空に響きわたるぼくたち3人の音、そしてそこにいた人たちの声や表情がわすれられない

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この夏は、日本に帰ってきてからさまざまな場所を旅した

NYのブルックリンに住んでから、日本にいる時間は自分にとってとても特別な時間になっている

ただ街を歩いているだけで コンビニにはいっただけでうれしくて

そして家族といる時間がとても貴重で

その一瞬一瞬を 心にとどめたいとおもった

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公演の合間に 家族で行った沖縄の島や 京都のちいさな村での風景は 自分にとって日本を再発見できたとても貴重な経験だった

ちいさな島に住み人々 透き通った水と魚の群れ

そこで唄い踊るひとたちの顔

ぼくのしらなかった日本の光景がそこにあった

それはぼくにとって ほんとうのうつくしさであり 豊かな未来のようなきがした

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タップをはじめてから25年がたつ 人生の半分以上をタップを踊ることで費やしてきて

踊り続けていく先に どんな未来がまっているだろうかと たまにふとおもう

『ゆめみた未来』

そこに自分は近づけているだろうか


真っ青な海のなかを泳いでいたとき

色とりどりの珊瑚のさきには どこまでも深いブルーがつづいていて 吸い込まれそうな青さだった

どこまでも続く未知な可能性をみてみたいとおもった

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『豊かな未来はあなたが創るんだよ』

とある人に言われた

みんなそれぞれの人生のゆたかさを

それぞれの幸せにむかって歩んでゆくから

ぼくはぼくで自分のペースで たくさんのうつくしい景色を みていきたい

一歩一歩を大切にしながら
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<7月のOMAR SOSAとの3カ所のツアーもたくさんの発見があった>
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またここから頑張っていこう

次の日本での公演は10/8に恵比寿ガーデンプレイスにてフリーライブがあります!
そして10/15に富山能楽堂でのカンパニー公演です。

詳しくはHPのスケジュールをチェックしてください!
www.kazukumagai.net

またお会いする日まで!
by kazthehoofer77 | 2016-09-01 00:19