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いまだからこそ踊るということ

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NYは連日まだまだマイナス10度くらいをいったりきたりして、
かなり厳しい冬が続いています。
そんななかマンスリーでおこなっているNubluでのライブにもたくさんの人が来てくれて嬉しかったです。


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僕は東北生まれだからか雪が好きなので
雪降るNYの景色は寒くてもとても好きです。

そして毎年この時期にはやはり故郷である仙台のことも同時に想います。

今年は仙台市文化事業団と8年間いままでやってきたワークショップTAP THE FUTREの公演
『MY RHYTHM』にも3年ぶりに出演することになり、いまからわくわくしています。

TAP THE FUTUREというプロジェクトでは一般の仙台市民
約5.60名の老若男女の方々へタップを教え
一年に一度舞台を一緒に創るということをやってきました。

毎回手探りでやってきましたが、その意味が大きく変化したのはやはり震災後でした。

2011年の3/11を境に一度はみんなが集まるのが困難な時期もありましたが、
一ヶ月後みんなで踊った時に本当に踊る意味について考える機会を与えられました。

余震がまだのこるなかでみんなで踊った時、そこにみんなの笑顔がありました。

不安でいっぱいでこわばっていた心が踊ることで救われた気がしました。

なかには停電しているあいだ、タップを一生懸命練習していたという子供たちもいました。

あの一日を境にみんなの生活がガラリと変化したとともに、みんなが踊る意味も大きく変化したのです。

僕自身は踊りを職業にしていますが、このプロジェクトで一般の皆さんと踊る時にいつでも初心に返れる。
踊ることの本当の喜びやパワーをもらえます。

今回のテーマは『TAP DANCE IS HAPPINESS』です。

震災を経てきて,今なお世の中は混沌として決して手放しにこれからの世の中に希望を見いだせるわけではありません。

しかしだからこそ、ぼく達は自分たちの心のなかでちいさな希望や幸せを決してあきらめず、

自分自身のなかで、そしてひとからひとへとそのエネルギーを繋いでいかなくてはいけないと信じています。

足を踏み鳴らし、笑顔で踊るみんなの姿をとおして喜びをみんなと共鳴したい
みんなで伝えあいたいとおもっています。

自分個人としては、このショウのなかでは
残念ながら殺害された仙台出身のジャーナリスト後藤健二さんへの追悼の気持ち、
今現在も世界中で暴力によって苦しんでいるひとたちにむけての祈りのような気持ちで『踊ること』に向き合いたいとおもっています。

争うことなく、憎しみあうことなくみんなが
笑顔でしあわせな日常をおくれることを願っています。


僕自身はもともと

ただただ踊ることが大好きです。

いつも音楽や踊りによって救われてきました。

その想いをみんなと共に共有し、

そして同じようにタップが好きで足を踏み鳴らしているみんなの足音を聴きにきてほしいです。

故郷への感謝の気持ちを精一杯、身体全身で表現したいとおもいます。

皆さんこれからもよろしくお願い致します!


PS>この映像は2011年の震災の一ヶ月後、仙台をおとずれTAP THE FUTUREが再開したときのものです。
あの時ただ混乱したまま映像を撮りましたが、いつでもあのときの気持ちは忘れられずにいます





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公演の詳細はこちらです!
http://www.kaztapstudio.com/MyRhythm.html
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by kazthehoofer77 | 2015-03-07 16:24