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一期一会の日々へ

d0002450_02826100.jpg今年の夏はほんとうに暑かった。たくさん汗をながして、がんばった。
そしてたくさん思い出をのこしたなあ。

なんていって先日、ひさしぶりに大きな病気をして数日病院で時間を過ごしました。
自分の人生でもはじめてくらいの驚いた出来事でしたが、幸い大事にいたらず今はゆっくりと通常の日々に戻っております。

この出来事をとおして学ぶことがたくさんありました。

元気でばんばん突っ走っているときには、ずっとそのまま行けると思ってるんだけれど
どこかでやっぱりうまいバランスをとらなくてはいけないと身体からの信号がうまいことやってくるのだとおもいます。

そういうときにはかならず身体だけでなく心もしっかりとバランスが必要だったりします。
心と身体とすべてのバランスを身体の中から考えさせられる時間なのだなあと思いました。

そして病気のときにベッドの中で思った事は、健康なときの何気ない日常のシンプルな素晴らしさと、その瞬間瞬間の貴重さだとおもいます。
人と会っているときやその過ごす時間は、とてもかけがえのないなのだと考えました。

一生懸命になりながらも、頑張りすぎず
でもその瞬間瞬間、ひとつひとつのことにしっかり心をこめて
またここから前に前に自分のペースでゆっくりと進んでいきたいと思います。

10月は阿川泰子さんとの名古屋のブルーノート、それから仙台の地元の中学校、母校の100周年の記念式にお呼ばれして講演とパフォーマンスをしてきます。
それから奈良にて平城遷都1300年祭にて西本智実さんの指揮で京都市交響楽団の演奏で踊ります。
それから札幌でのワークショップ、ライブがあり、新潟での震災復興イベントに参加することになっております。
日本のたくさんの場所で、その瞬間にしかない、そのときを精一杯表現できるよう頑張ります。

みなさんにお会いできるのを楽しみにしています!


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photo by Shino Yanagawa
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by kazthehoofer77 | 2010-09-30 00:27

雨に唄えば

昨日、東京での阿川泰子さんとのLIVEが終わり、今日は久しぶりにゆっくりした週末をすごした。

先週は大阪2デイズの後に仙台に不眠で移動、地元仙台JAZZフェスティバルの20周年に参加した。
250人の限定のステージだったために、外にもたくさんの人達が駆けつけてくれてガラス越しにモニターからタップの音を最後まで聴いてくれた。
そこまでして最後まで小雨の降る中、帰らずにいてくれたお客さん達に感動したし嬉しかった。
ありがとう!!そして呼んでくださったFM仙台の板橋さんには本当に感謝です!

そして夜にはフィナーレの舞台で仙台の文化事業団のサポートのもと行っているワークショップ『TAP The FUTURE』の生徒達30数名と一緒に踊った。
ほとんどリハーサルができない状況のうえに雨が本振りになってざあざあと雨が降っていた。
床が雨で濡れて滑るから子ども達は振り付けを変えようというアイディアもでたけれど、
子ども達にとってこの雨は、このイベントをよりスペシャルなものにする演出でしかなく、
みんな興奮して「そのまま振り付け踊りたい!」と意気揚々としていた。

そしてむかえた本番は雨の降り注ぐなか、みんなおもいっきり濡れながらもいい笑顔で踊っていた。
僕も一緒に踊っていてなんだか嬉しかった。
お客さんも、踊ってるみんなも雨に濡れて、
お祭りをお祝いしているかのように、みんな踊った。

最後までずぶぬれになりながら、雨の音としたセッションは忘れられない記憶。

みんなありがとう。

とくに最後の最後までのこっていたお客さん達。ほんとうにあなたたち最高だよ!

おおきな拍手をみなさんにおくりたい。


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タップの未来へ!
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by kazthehoofer77 | 2010-09-19 01:14

REMEMBERING 911 あの日から9年

深夜2時過ぎ、あと数時間で次の旅へ出発だというのに寝れる気配もないので、
ひさしぶりにゆっくりブログでも書いてみようとおもう。

今日は2ステージを終えて、ホテルに帰り一息ついてから今日の日付が9月11日だったということに気づいた。
それから、夜の街の景色を見ていると9年前のNYでのあの日のことを思いだしていた。
僕はブルックリンのアパートに住んでいた。朝、9時くらいだった。近所の慌ただしいサイレンの音と人が走るような音、それから日本から立て続けにかかってきた電話に起こされた。
事の状況がわからないまま、アパートの屋上へのぼるといつも美しくそびえたっていたツインタワーが煙に囲まれ信じられない光景が目の前にあった。

これは事故なのか、戦争なのか、ぼくはいったいどうしたらいいのか、
なにもわからないまま、
自分の部屋のテレビがつかなかったのでアパートの隣人の部屋でブッシュの演説を聞いていた。

それからの記憶というのが、いまではあまり思いだせない。

地下鉄も走らず、行き場も無い。身寄りもなかったあの状況は、自分にとって孤独な時間であった。
だけどあのときの恐怖を乗り越えられたのは、きっとすべての街の人が一同に同じ悲しみや恐怖や孤独を、
心の深い部分でみんな共有しているのを感じられたからだったのかもしれないなあ、と今思う。
不思議な一体感というか、つながりというか。知らない人達ともたくさん話をした。
実際、そのときNYにいなかった友人達は、その瞬間にNYに帰りたいとおもったと言っていたのは興味深い心境だとおもう。

普段は忘れているし、ほとんど思いだせないことのほうがおおいけれど、
あの日の出来事は自分の心の中に深く刻み込まれ、自分の人生の活動の根底にあのことがいつもあるのではないかとおもう。

たくさんの人達の命が一瞬にして奪われたあの日のことは、もう絶対に起きてほしくないこと。

そのことをわすれずに、いまいる自分の状況にはいつも感謝していないといけないんだとおもう。

今日という日にお祈りを捧げたいとおもいます。

そしてこれからの幸せを願って。

KAZ 9/11/2010
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by kazthehoofer77 | 2010-09-12 02:59

Billboad OSAKA 2DAYS &SENDAI JAZZ FEST!! 


あすから2日間阿川泰子さんと大阪ビルボードで演奏します。その後12日には仙台のジャズフェスに登場します。
それから明日はNEWS ZEROで『Revolucion』の公演がとりあげられるかも!?ということなので是非チェックしてみてください。

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9月、10月と3回連続のワークショップを行います。
初心者から上級者まで是非参加してみてください。タップの楽しさを分かち合いましょう!

熊谷和徳 TAP DANCE WORK SHOP

今回の3回連続ワークショップでは、TAPの歴史に残るタップダンサー達のトラディショナルな振り付けに焦点をあて、
それぞれの音をクリアーに奏でる、音楽的なTAPの表現を目指します。

もちろんはじめてTAPを踏む方も大歓迎ですので、是非ご参加ください。



『日程』
1、9月19日(日) 2、10月3日(日)  3、10月31日(日)

『コース』

A、17:00-18:00
初心者クラス・・・・はじめてタップを踏む方、タップダンスをはじめて間もない方を対象としたクラス。
スニーカー・革靴でもOK!タップの基本を勉強します。
(レンタルタップシューズもあります、ご利用したい方は、お問い合わせください)


B、18:15-19:30
BASIC TAP METHOD・・・・シャッフル・フラップなどタップの最も重要な基礎を徹底し、リズムの基礎を学ぶクラス。


C、19:45-21:00
TRADITIONAL TAP ROUTINE・・・・振り付けを学びながら音楽的な表現へと応用していくクラス


『会場』
高田馬場モダミカアネックス 
03-3983-5921
http://www.modamica.jp/map.html

『参加費』
9000円   ※KIDS 6000円(12歳以下)

『申込方法』
今回のワークショップは基本3回連続コースのみとなりますが、2回や1回しか受けられないという
方もまずはご連絡ください。
お名前・連絡先・受講希望コース・参加目的・タップ歴を明記の上、
kaztapstudio@sky.plala.or.jp

又は、FAX 03-6906-6076にお送りください。
追ってこちらよりメールにてご連絡いたします。

※店員・応募多数の場合は抽選となりますので予めご了承ください。

※タップシューズのレンタルも数量限定でご用意いたしております。ご利用になりたい方はご予約時にお問い合わせください。


『お問い合わせ』
KAZ TAP STUDIO
東京都目黒区上目黒1-5-10中目黒マンションB10
03-6906-6076
kaztapstudio@sky.plala.or.jp
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by kazthehoofer77 | 2010-09-10 00:51

REVOLUCIONを終えて ーnew beginning

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先日、東京フィルとの公演『REVOLUCION』を終え、東京JAZZまで駆け抜けて今やっとほっと一息ついています。
たくさん書きたいことがありすぎて、なにから書いていいのかわかりませんが、、

とにかく『Revolucion』に足を運んでいただいた皆様、ほんとうにありがとうございました!

企画をいただいてから約一年、寝ても覚めてもクラシックを聴き続け、
コンセプトを練ってきました。この期間の間に様々な運命的な出会いや発想があり、この企画がついに実現することができたのです。
コンサートが終わる直前まで、僕は信じられないような気分でいました。
そして終わってしまい、僕は途方に暮れたような気分で家に帰ったのでした。

『Revolucion』が行われるまでには長い時間を費やしました。
まず今回、編曲をお願いした中島ノブユキさんとの出会いは今年の冬、とある近所のカフェでかかっていた音楽からでした。
そのとき、企画が決まっていたものの選曲やアレンジをどうするということはまるで決まっておらず白紙のときでした。
悶々とした気持ちのまま、お茶を飲んでいたときに流れていたのが中島さんのアルバムのなかの
『AFRICAN FLOWER』という曲でした。
デュークエリントンの隠れた名曲で大好きな曲だったのですが、弦の響きのようなものを感じてインスパイアされるものがあり店員さんに聞いてみたところ、
それが中島さんの作品だったのです。

すぐに中島さんをネットで検索してみると意外なところで繋がりがあり、
電話番号を聞いて次の日にはすぐに連絡をとり、
そして次の週には僕の家に来て今回のお話をしていました!
そして中島さんとつぎつぎとアイディアをすぐに話し合っていったのです。

そして次に決めなくてはいけない指揮者は、昨年いわきアリオスで子ども達のためのワークショップで共演させていただいた中川賢一さんにお願いしました。
とにかくこの方のパワーはすさまじくて、圧倒されるほどなのですが、まずはクラシックを熟知したうえで、
TAPとやる意味を理解してくれて面白がってくれていたので一度お話をしたときにはたくさんのアイディアがあり本当に助けられました。

このお二人との出会いから今回の公演の奇跡はスタートしました。

しかしながら、誰もがはじめて関わるこの企画にはたくさんの障害がありました。
そのひとつひとつをみんなで乗り越えて最後まで走り抜けたことに本当に感謝しています。
関わってくださったスタッフの皆さんにはいつも助けられました。ありがとう!

そしてもうひとつ重要なファクターは以前に円形劇場を観に来てくださった尊敬する作家の柳田邦男さんからいただいた本、
『いつも心に音楽がながれていた』は今回の公演のおおきなテーマを創るきっかけとなりました。実際に中島さにも中川さんにもこの本を読んでいただいて、
コンセプトを構築していく上でみんなの気持ちを共有するためにもとても重要だったとおもいます。

『REVOLUCION』というタイトルにもある『革命』という言葉、
そしてショスタコビッチの音楽はまずこの音楽が作られたストーリーに魅了されて選曲しました。
そしてカザルスの『鳥のうた』やマタイ受難曲、この曲達のもつ本質を十分に理解するにあたり、
奴隷制から生まれてきたTAPという芸術との共通する点も必然的に見いだしていくことができました。
クラシックの楽曲を踏む上では、その曲の本質を理解して入り込む必要があると思ったからです。

そして今回新たに『Beginning』という中島さんのオリジナルの素晴らしい楽曲も加わりました。

このようにして今回の公演は少しづつスタートしていきました。

いまはただただ感謝の気持ちしかみあたりませんが、『BEGINNING』からはじまったこの公演はこんかいまだスタートを切ったばかりのようなきがしてなりません。
ここからがほんとうのスタートなのだとおもいます。

これからも自分自身をぶっ壊し、あらたに革新し、前へと前進していけるように
頑張っていこうと思います。

また新たな『Revolucion』にむけて。

熊谷和徳


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公演のレビューがアサヒコムで紹介されました。是非チェックしてください。
ttp://www.asahi.com/showbiz/stage/spotlight/OSK201009040038.html
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by kazthehoofer77 | 2010-09-07 02:10