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いつでも「いま」しかない いわきアリオスにて

今日は福島県いわき市にあるアリオスという劇場に公演できている。

2週間前にワークショップでここにきてから、この場所で生み出すみんなのエネルギーにとてもいいものを感じています。とても素晴らしい出会い、こども達とのワークショップは自分にとってとてもいい経験になりました。
ワークショップでは美術でスズキコージさん、音楽の中川賢一さんと、そしてたくさんの生徒さん達とひとつの舞台を創り、今回はチェロの丸山泰雄さん、パーカッションASA-CHANG、写真家の平間至、そしてTAPPERS RIOTのタカ、しょうこ、ゆうきとの舞台。
そしてその舞台の中心にあるのは詩人の谷川俊太郎さんの言葉だ。

いわきにきて、まずやったことは朝5時に海に行き、
平間さんとのフォトセッション!
突然の平間さんのアイディアで、やることになったのだけど早朝の海でのセッションは最高でした。
ズボンまで水に入り、海の中を走り回り、それを撮る平間さん。
朝の5時に大人がすごいことやってた。最後にはゆうきが頭から海につっこんでフィナーレ。
ここから舞台ははじまった。

谷川俊太郎さんの言葉を舞台にぶつけるために。
この詩はこの先も僕にとってたいせつな意味をもつ言葉になるだろう。


『舞台に 舞台から』

土足で上がるのだ 舞台に
田んぼと劇場を地続きにするのだ
足裏は知っている
坂の下 奈落の下 コンクリートの下
人々の意識の下に この星のマグマがたぎっていることを

出て行くのだ 舞台から
風神雷神となって創造の嵐を起こすのだ
タマシイは知っている
目に見えないもの 耳に聞こえないもの
コトバにならないものが 誰にでもひそんでいることを

谷川俊太郎
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by kazthehoofer77 | 2009-10-25 01:32

『立ち止まり,足るを知る』

最近、『未来を写した子供達』というドキュメンタリーを観てすごく感動。
インドの売春宿に住む子供達がイギリス人の女性カメラマンに写真を習い、写真を撮りはじめることで子供達の日常が変化していく。日常をなにげなく写しているリアルな子供達の写真にハッとさせられる。そしてタイトルのとおり、かれらはその写真を撮ることで未来を創造していく、その成長ぶりに心をうたれた。
シンプルなこと、日常的なリアルな現実の力強さ。そしてそこからの未来の架け橋は常にどこにでもある可能性なんだと感じる。

『立ち止まり、足るを知る』と今日何となく観ていたテレビで酪農家の方が言った言葉。

「立ち止まることは、成長することと繋がっているんだ」
10数年走り続けていたが、立ち止まらないと見えない景色があった、それは実際の風景であったり、心の景色であった、というようなことをお話していて、とても感慨深い言葉だった。

忙しく流転していくこの時代は、いまは不景気でとても苦しい人達が多い時代だとおもう。
僕も実際にたくさんの人達と話していて、実感することが多いけれど
こういうときだからこそ、じっくり立ち止まる勇気もまた必要なのかもしれないとおもう。

そしてまわりにある日常にしっかりと目をむけて、大切にしながら

未来を自分たちで映し出していく強さが必要だとおもう。

一日をたいせつに生きていこう。


今週末からは福島県いわき市アリオスにて、3日間子供達にむけたワークショップをやります。
どんな未来が拓かれるのか、僕も楽しみにしています!

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by kazthehoofer77 | 2009-10-07 02:14