カテゴリ:未分類( 519 )

いのちの孤独

いまこの文章を自分自身のこころの整理のために書いている

この数日間というもの毎日朝起きては後藤健二さんが解放される日を期待していた

おそらくたくさんの人もそうだと思うけど、毎日メディアからながれてくるニュース
(一時は既に解放されたという報道もあった)に一喜一憂し、
たくさんの写真や彼の言葉からだいぶ感情移入していたために
今日のニュースは心が引き裂かれるおもいだった

いまは日本にいないからテレビなどから情報を得ることはないのがせめてもの救いではあるが
毎日毎日このニュースなどをメディアで見てきた人達は
知らず知らずに心が疲れ果てているとおもう

この気持ちは2001年ニューヨークで経験した911のときととてもにている

たくさんのひとたちが一瞬にして亡くなった日
空にもくもくと戦争の爆撃のあとの雲のようなものを
いつものブルックリンの空からみていたとき
あの当時時23歳だった自分のこころは空虚感と孤独感でうめつくされた

今回の事件は911のテロのような大人数の死者はいないにしても
ずっとぼくらは一日一日
人間の残虐性をゆっくりと目の当たりにさせられた

そして『自己責任』だとか『自決』という言葉のような
聞きたくもない心ない人達の意見に心を揺さぶられて
無意識のうちに怒りや負の感情に満たされてきた

911のテロのときも怖かったのは事件そのもの以上にそのあとに起きた負の連鎖だったとおもう
突然みじかな知人が『われわれは復讐をするべきだ』と言い出した
そして理由のみあたらない得も知れない罪悪感に長いことさいなまれた
そして世界はいまだに続いていく報復戦争へと突入していった

僕自身のこころはとにかく混乱した
なんでこういう結果になっていくのか全く予想もつかなかった

今回の事件があのときのように人々の恐怖が負の連鎖として
悪い方向へと進まないように願っている

そのためには自分自身の心をまずは守ることだとおもう
残虐な映像や心ないゴシップに耳を塞ぎ
目を閉じて自分の感覚を守らなくてはいけない
それに慣れてしまっては心が壊されていく

日々のささやかなしあわせを感じるこころを
命がけでも守らなくてはいけない

そしてもうひとつおもうことは

僕らはそれぞれ多かれ少なかれ自分だけの人生を
自分自身の責任のもとに生きている
みんな孤独を背負い
自分自身の生き甲斐を探しながら
ときにはひとに迷惑をかけたりかけられたりしながら
人とつながり社会とつながりながら生きている

後藤さんはジャーナリストとして自分自身の責任のもと
自分の使命をいのちをかけて生きたひとではないかとおもう

彼の死は誰かに迷惑をかけただろうか

終始彼の目は覚悟をもって僕らに訴えかけてはいないだろうか


かけがえのない命がぼくらに今投げかけているものは

とてもおおきなメッセージにかんじる


自分としては今回の事件のことで誰かを責める気にはなれない

ただただしずかにお祈りをしながら

自分自身の生き方のなかに

できるだけ前向きな意味を見いだしたい

表現したい


命のおもみといきることの孤独を

いま身体全身でかんじている


そしてそれでも

本来だれもがもっている人のやさしさや
人と人がふれあうことのよろこび

生きていることの素晴らしさを
信じることを
あきらめないでいたい

それが今を生きていることの意味だと信じています
[PR]
by kazthehoofer77 | 2015-02-01 10:42

A HAPPY NEW YEAR 2015

d0002450_17123483.jpg


『昼は太陽があなたにあらたな気力をあたえますように

夜は月がやさしくあなたを癒しますように 雨があなたの悩みを濯ぎますように

風があなたの存在に新たな強さを与えますように あなたの生涯すべての日に

あなたが穏やかに世界を歩き その美しさを見いだしますように』 ーネイティブアメリカンの言葉


今年も新たな年が明けました。今年は家族と親しい仲間達と穏やかに年を越すことができました。

これからもよりシンプルに日々の些細なことに感謝しつつ、一日一日をいきていきたいです。





2015年、日本での公演は3月に自分の故郷仙台であります。

たくさんのひとたち、たくさんの想いとともにタップを踏みます。

仙台での公演も久しぶりなので気合いが入ると共にとてもたのしみです。

今年一年もよろしくお願い致します!

熊谷和徳


My Rhythm 2015

"TAP DANCE IS HAPPINESS"


ひとりひとりの足音が

ひとりひとりを繋いでいく

タップダンスが繋いでくれた しあわせの音


踊ることの意味をあらためて問いたい

なぜ踊るのか なぜ足を踏み鳴らすのか

ときにはかなしいこともある

ときにはつらいこともある

でもそんなときに

タップを踊ることで 

きもちがはれた

音を踏みならすことで

ハッピーになれた

ぼくらは踊らずにはいられない

ただ踊ろう わーーーっと踊ろう

まっしろになるまで



d0002450_17431720.jpg


詳細はこちらhttp://www.kaztapstudio.com/MyRhythm.html

d0002450_1751832.jpg


TWITTER https://twitter.com/KumagaiKazunori

FACEBOOK  https://www.facebook.com/Kazu.Kumagai

Tumblrのサイトでは日々、写真日記を更新しております。
http://kazukumagai.tumblr.com/
中目黒KAZ TAP STUDIO http://www.kaztapstudio.com/
[PR]
by kazthehoofer77 | 2015-01-03 17:56

LIVING iN BROOKLYN DANCING in MY LiFE.

d0002450_13362090.jpg


19歳の誕生日はじめてNYにきてから18年の時がたち

いまだにこの場所にいることに驚く

本当にこの街でいろんなことを経験し 

楽しかったことも苦しかったことも

この街のなかで生きて泣いたり笑ったりしながら成長してきた

こんな何もかも文化も価値観もちがう

めちゃくちゃな街でなんでここまでやってきたかといえば

やっぱりTAPが好きで 仲間がいたからだとおもう


d0002450_14161275.jpg



d0002450_14184048.jpg



d0002450_1422730.jpg



もしタップをやってなかったら いますぐ日本にかえっておいしいものでも食べたいけど

もうすこしここにこだわっていたい



d0002450_14253559.jpg



d0002450_14281216.jpg



引越してきた当初は家もなく

慣れない環境で家族には大変な想いをさせてしまったけれど


d0002450_14303216.jpg



まだまだやりのこしてることがあるから
d0002450_14314135.jpg



d0002450_14322018.jpg



多くの素晴らしいタップダンサーの魂にふれた

本当にそれだけで素晴らしい財産だとおもっている


d0002450_14341934.jpg



d0002450_14345760.jpg



心から感謝している


d0002450_14395393.jpg



結果だけを求めるのではなく

一歩一歩のプロセスに感謝しながら

心を磨くことを忘れずに

また前に進んでいきたい


d0002450_1445445.jpg



この旅はまだまだはじまったばかりなのだから


d0002450_1456334.jpg



d0002450_14464926.jpg


今年も大変お世話になりました!みなさんにとって2015年が素晴らしい一年でありますように。
そしてまた元気にお会いする日を楽しみにしております!

LOVE+TAP!!!

TWITTER https://twitter.com/KumagaiKazunori

FACEBOOK https://www.facebook.com/Kazu.Kumagai

Tumblrのサイトでは日々、写真日記を更新しております。
http://kazukumagai.tumblr.com/

中目黒KAZ TAP STUDIO http://www.kaztapstudio.com/
[PR]
by kazthehoofer77 | 2014-12-30 14:26

TAPと共に生きる

はじめて人前で踊ってから17年がたつ

d0002450_011589.jpg


d0002450_0133562.jpg




d0002450_0145619.jpg


d0002450_0192612.jpg




d0002450_016283.jpg


d0002450_0201446.jpg




仲間がいたからいつでも乗り越えられた

d0002450_0213894.jpg




TAPという芸術がいつでも自分を支え

自分を助けてくれたんだと気づく

d0002450_0245247.jpg



d0002450_0232333.jpg



感謝の気持ちをもってやり続けていきたい

成長していきたい
d0002450_0264314.jpg



たくさんのひとたちにまたありがとうと言いたい
d0002450_0274065.jpg


ここからまた原点に戻って新しい旅がはじまります。
またすぐにお会いしましょう!

熊谷和徳 FROM BROOKLYN


『世界人』の映像はこちら

http://www.dot-st.com/cp/globalwork/fukufukufuku_mini26/

萩の月 新CM


熊谷和徳 MAIL MAGAZINE
d0002450_1105855.jpg


公演での優先案内、会員限定のシークレットライブなど特別に情報を配信しておりますので、是非ご登録お願いします。
https://b.bme.jp/bm/p/f/tf.php?id=kaztapstudio
[PR]
by kazthehoofer77 | 2014-11-26 00:28

皆さんへ感謝

今年に入ってから1月に『DANCE TO THE ONE』オーチャード公演、2月にはKAZ TAP STUDIOのメンバーそして一般の参加者達との公演『TAPPIN` INTO TOMORROW』、3月にはOMAR SOSA&PAOLO FRESUと共にTOKYO BLUE NOTEとシンガポールでの公演、その後4月にはイタリア、ミラノサローネでのCITIZENのアートインスタレーション『LIGHT IS TIME』と駆け抜けてやってきた感があります。

そして5月にはいり、今年はNYで毎年開催され今年で25周年になるナショナルタップダンスデイのイベントTAP EXTRAVAGANZAにおいてFLO-BERT AWARDという名誉ある賞をいただきました。

この賞は、もちろんタップダンサー以外の方には馴染みのないものであるとおもいますが、自分にとってはとても意味のある光栄なことでした。

いまから15年以上前、19歳のとき仙台からNYに渡ってはじめて観たタップダンスのイベントがこのナショナルタップデイのイベントだったのですが、当時はリンカーンセンターでこのイベントが行われ、
義足のタップマスターPeg Leg BatesやChuck Greenといった数々の伝説のダンサー達を会場で目の当たりにし大興奮したのをおぼえています。

そして98年にはGregory Hinesが賞を受賞し、Savion Gloverがプレゼンテーターでしたが、あのときはじめてNYのステージでパフォーマンスする機会を得る事ができました。そのときはDianne Walkerはじめ、Buster BrownやJimmy Slydeたちも実際に同じ会場にいました。

そして今年、そのFlo-Bert Awardを自分が受賞しました。
あのときにそこにいたマスターたちは天国に逝ってしまいました。
たくさんの想いがこみ上げてきました。

15歳で仙台でタップをはじめてから今までのことを思いだします。
はじめてタップシューズを履いて音を鳴らしたときのワクワクした気持ち。
学校をさぼってダンスのスクールにいったときも先生は、空いてる時間にいろんなステップを教えてくれました。それをひとつ習う度に、ものすごく嬉しかったことを覚えています。タップを踏める場所を探していつでも踊っていました。
今日という日に、はじめての自分のタップの先生である佐藤勝先生に感謝の言葉を贈りたいです。
本当にありがとうございます。

まだまだ自分は何かをなし得たとは思っていませんし、まだまだこれからの身であるとおもっています。今回いただいた賞は自分自身に与えられた責任として、これからもタップダンスという芸術に敬意を払いながら前に進んでいきたいとおもいます。

そして自分の家族や仲間達、そして故郷のみんなへ感謝の気持ちを贈りたいとおもいます。
ありがとうございます。

今年は、また日本でも次のSHOWをやるにあたっての構想を練っているので、また日本で皆さんにお会いできる日も近いです。是非これからもよろしくお願い致します!



FLO-BERT AWARDとは>
"Flo-Bert stands for Florence Mills and Bert Williams - two African American performers from the late 1800's - early 1900s. The Flo-Bert Award is given annually. Honorees include Gregory Hines, Cab Calloway, Gene Kelly, Savion Glover, and the Nicholas Brothers.[2] The award is meant to recognize life achievement in performing, teaching or supporting the art of tap dance."

Flo-Bertとは1800年後期から1900年に活躍した二人のアフリカンアメリカンのタップダンサー、フローレンスミルズとバートウィリアムスの名前から名付けられた賞。この賞は年に一度与えられ、かつてはグレゴリーハインズ、キャブキャロウエイ、ジーンケリー、セヴィアングローバー、ニコラスブラザーズに与えられ、タップダンスという芸術におけるパフォーマンス、教育、支援における生涯の功績を讃える賞である。

また頂いた楯にはこう書いてあります。
"HOOFER, HUMANITARIAN, GLOBAL AMBASSADOR"

d0002450_133243.jpg


d0002450_13124462.jpg


d0002450_13175532.jpg


d0002450_1343741.jpg


d0002450_1394991.jpg


d0002450_13111942.jpg


d0002450_13353070.jpg


d0002450_13384919.jpg
[PR]
by kazthehoofer77 | 2014-05-30 13:20

平穏で素敵な日々を!2014年!

新年あけましておめでとうございます!

昨年12月に帰国してから家族や仲間達に会い、日本にいて観る景色や食べるものやすべてがまた新鮮に感じます。
様々な大変な問題があったとしてもやはり自分がこの国でうまれた日本人なんだなあと、日本人でよかったと感じる日々です。
とはいえ、タップダンサーとして精進していくためにはニューヨークという場所にいることがいまはとても大切とかんじています。
1月、2月の公演を終えたら、またニューヨークのほうに戻り、タップダンサーとしての日々を精進していきます!

年は明けましたが、まだ1月の17日からはじまる公演『DANCE TO THE ONE』を迎えなければ、まだこの一年のNYの旅を終える気持ちにはまだなりません。
まずはこの公演にこの一年感じたことなど精一杯の今の自分をぶつけていきますので、是非この公演で時間を共有しましょう。

ここで、また皆さんの前で踊ることができることを本当に楽しみにしております!

今年2014年がみなさんにとって平穏で素敵な日々になりますように。

HAPPY NEW YEAR!!!


d0002450_22345993.jpg



d0002450_22384862.jpg



d0002450_22404046.jpg



1/17-19 『DANCE TO THE ONE』是非いらしてください!
http://www.tbs.co.jp/event/dance_to_the_one/
2/1&2には僕が監修する公演が池袋のあうるすぽっとであります!こちらでは一般公募であつまった70名ちかい方々(まったくタップ経験のない方々を含む)と一緒にステージを創っていきます。
こちらのほうも是非いらしてください。
http://www.owlspot.jp/performance/140201.html
[PR]
by kazthehoofer77 | 2014-01-01 22:44

NYにきて一年 〜 DANCE TO THE ONE

d0002450_13263849.jpg


皆さん、ご無沙汰しております!本当に久しぶりの更新で、自分のキーボードを打つ手もなんだかあやしいです。。
毎日毎日、なんだか精一杯の日々を過ごして、様々な感情を言葉にすることができずこんなに時間がたってしまいました。

あっというまに、NYにきてから一年という時間が過ぎました。
一年という季節の変化は、ほんとうにすごいなあとおもいます。
思えば、一年まえNYに到着したのは記録的な台風サンディーの次の日でした。

それから、ほんとうにゼロからの再出発を一歩一歩歩んで、またこの季節がやってきたという気持ちです。
そして、帰国の時期もまもなくとなりました。

まず、皆さんに報告したいのは、帰国してすぐに新年明けて1月に渋谷オーチャードホールにてNYの仲間達とともに、
3日間の公演をおこないます。まずはその公演で皆さんに、僕がこの一年感じてきたことや、出会ってきた仲間達。
そしてこの先に見えている次への未来を、皆さんと共有できることを楽しみにしています。

最近は、このショウにむけて構想から音楽制作、コレオグラフィーなどで頭のなかがいっぱいです。
今回のショウでは、自分自身のなかに見える心象風景、聴こえてくる音や言葉をあますことなくみなさんに伝えたいとおもっています。

この一年を締めくくるためと、このショウの制作のため?に最近はNY州の最北端に一人で電車に乗って旅をしてきました。
NYとはおもえないその街は駅を降りるとまず鹿があいさつにきてくれました。

はじめていく場所の海にひとり立ち、朝日を眺めていました。
くりかえし、くりかえし、波の音をずっと聞いていると、
いつのまにかたくさんのことを回想していました。
そして未来をみていました。

まだこの旅ははじまったばかりなのだなあとおもいます。
そしてこの旅の途中で、みなさんにお会いできることを心から楽しみにしています!

一年前、右も左も、なにもかもわからなかった2歳の娘はこちらの学校に行き、もう英語でコミュニケーションをとるようになり、もうすぐ4歳になります。
もっと時間が経ってからこの一年のことを思い返したとき、きっとまた寄せては返す波のようにキラキラと思い返すのだろうなあとおもいます。

この一年間に感謝しています。


d0002450_13144947.jpg



公演の情報です!
http://www.tbs.co.jp/event/dance_to_the_one/
[PR]
by kazthehoofer77 | 2013-11-19 13:15

NYの夏!

d0002450_14495413.jpg


NYにきて早いもので8ヶ月が過ぎました。サバイバル生活も、すこしづつ落ち着いてきている気がしますが、
まあいろんなことありますねえ。。
でも最近はあたたかくなって、街にも活気が出てきて、僕も板をもって街にでて踊ったり、
野外のフェスで踊ったり、夜なよなJAM SESSIONにいって汗だくになって帰ってきたりしています。

この7月のパフォーマンスは、毎年一年に一回行われるNY TAP FESTIVALにて、講師&パフォーマーとして参加します。
このフェスは世界中からタップダンサーが集まってくるので、様々なジャンルのタップダンサーを一度に観ることができます。
僕は今年でなんと10回目の出演となります。今回も楽しみです。

7/7にはCENTRAL PARKで行われるFESTIVALにも参加予定です。

詳細がわかったらここにも載せたいとおもいます。

なお、7/28にArline`s Groceryというライブハウスに出演予定です。

8月上旬にはJason Samuel SmithとChloe Arnoldが主催するL.A. TAP FESTIVALにも講師、パフォーマーとして参加する予定です。

そしてこの夏は、いろんなところに板をもって街にでて踊ろうとおもってます。
もしみかけたら声をかけてください。
いろいろ盛りだくさんですが、この暑い夏も汗ダラダラで頑張りたいとおもいます!
生きてグルーヴ!


d0002450_14534788.jpg

BACK TO THE STREET!
d0002450_15244153.jpg


d0002450_15363141.jpg


d0002450_1552185.jpg

DR. HAROLD CROMERのトリビュートとして"OPUS ONE"を踊りました。


NY TAP FESTIVALの情報です。
http://www.atdf.org/tapcity.html


Tumblr PHOTO DIARY
http://kazukumagai.tumblr.com/

FACEBOOK http://www.facebook.com/kazu.kumagai.7
[PR]
by kazthehoofer77 | 2013-07-01 15:05

IN MEMORY OF DR. HAROLD CROMER.

先月からたくさんのことがあり、書きたいとおもうことはたくさんあったのですが、今日はHaroldのことについて書きたいとおもいます。
東京のKAZ TAP STUDIOをはじめ、仙台やいろいろな場所で彼の作品である"OPUS ONE”も踊ってきたので、知っている方もおおいとおもいます。

タップの世界での先駆者の一人であり、そして現在までたくさんのタップダンサーに影響を与え続けてきたタップマスター、Dr. Harold Cromerが本日92歳で亡くなりました。
僕がNYに昨年の11月に来てから、ハロルドはすこし痩せて、歩くのも少し困難な様子でしたが、まだ元気に必ず誰かが踊るタップイベントには来ていました。
しかしながら、それから数ヶ月して肺炎で入院をしたというのを聞き、病院にお見舞いにいったときには、もうかなり弱っているのが目に見えてわかり、ショックで言葉を失ってしまいました。
それでも病院のベッドで僕らにタップのリズムを常に歌ったり手で音を鳴らしたりして笑わせてくれました。
『あまりエンターテインできなくてすまない。。』と残念そうに話すハロルドを見て、根っからのエンターテイナーなんだなあと驚きと感動をおぼえました。
看護婦さん達に自分が今までの人生でどのようなことをしてきたかを伝えてほしい、と家族には言っていたようです。
最後まで彼はタップダンサーとして誇りをもち、僕らの前では常にそうありたかったのだろうとおもいます。

そして、今日、ハロルドが天国にいきました。
92歳という年齢ですが、この10数年いつも元気にみえたハロルドがもういないという事実は、実際受け入れがたいです。
今日という日は、タップダンサーにとってとても大きな一日です。
多くのタップダンサー達のFACEBOOKのプロフィールの写真には、ハロルドとの写真が貼られ、たくさんの想い出がいっぱい書かれています。
すごくたくさんの人に愛された人だったことが、そのことからよくわかります。

自分が19歳でNYに渡ってから、たくさんの素晴らしいタップダンサー達がひとり、またひとりと亡くなっていくのをみてきました。
彼らが遺したリズム、そして言葉の一つ一つを心にしっかり受け止めて、自分も精一杯生きているかぎり踊り続けようとおもいます。

彼らが一生をかけて、踊り続けていったこのタップというアートから教わったこと、
そのことに本当に感謝しています。
心からタップダンスの先駆者達に敬意をもって、そしてタップダンサーであることに誇りをもって生きていきます。
僕はタップダンスを本当に愛しています。

熊谷和徳


d0002450_1538305.jpg



d0002450_15453498.jpg





"I`m a not just song and dance man. I`m an entertainer of LIFE." - Harold Cromer



[PR]
by kazthehoofer77 | 2013-06-10 15:35

5月の予定 NATIONAL TAP MONTH

NYにきてから半年が経ちました。寒い冬を乗り越えて、ようやくすこし落ち着いてきたなあというところです。
街は、新緑でとても美しい景色になりました。

5月は、タップダンスの第一人者であるBILL "BOJANGLEs" ROBINSONの誕生日の月ということで、
タップ関連のイベントがたくさんNYではあります。
今週の土曜日は、たくさんのタップダンサーが集まるイベント"QUEENS TAP EXTRAVAGANZA"というイベントに出演します。
そうそうたるタップダンサー達が一同に会するイベントなので、とてもワクワクします。

そして、その後の週には今は亡きタップマスターであり、自分の師でもあるBuster Brownの生誕100周年を祝福するイベントで、
パネルディスカッション、そしてパフォーマンスに参加します。
こちらも楽しみです。

日々、いろいろなことがあり、いろいろなことに葛藤しながらも
毎日なんとか楽しくやっております。
またこちらの状況を報告していきたいとおもいます。
よろしくお願いします!



QUEENS TAP EXTRAVAGANZA INFOhttp://www.flushingtownhall.com/events/event.php?id=1040#.UYxnKHhMWws


d0002450_12263343.jpg


http://www.atdf.org/Buster100th.html


d0002450_12293165.jpg


d0002450_1234760.jpg


d0002450_12414563.jpg


d0002450_12443056.jpg



NYでの日々の写真日記はこちらのTumblrのサイトをみてください!
http://kazukumagai.tumblr.com/


最近は、Facebookのほうで近況を載せているので、こちらでも是非チェックしてください。
世界中の人ともコミュニケーションもとりやすく、なかなか便利です。
http://www.facebook.com/kazu.kumagai.7?ref=tn_tnmn





HAPPY BIRTHDAY! BILL "Bojangles" Robinson!!!
[PR]
by kazthehoofer77 | 2013-05-10 12:34