『人の心などわかるはずがない』

洗濯をして、小休止。インターネットで悲しい知らせをしりました。
臨床心理士の河合隼雄氏が亡くなってしまいました。

NYに来る前、18歳ぐらいの頃に偶然に手にした河合隼雄さんの本『心の処方箋』には
ずいぶんと影響された。
将来に悩み、混沌とした心のなかにいた自分に一筋の光をあたえてくれたような気分になった。
19歳で思い立ち、NYに飛び立ったときにはこの本を持っていったのを覚えている。

心理学って言うと堅苦しいとか、ちょっとオカしいとかいろんなイメージがある。
でも河合隼雄さんはそういう偏ったイメージを人間としての魅力で変えた人だとおもう。
そこには難しいことはなにも書いてなくて、とてもシンプルにあたりまえのことをもう一回考えさせられるような内容でした。
たとえば、人の心を長年勉強して、たくさんの人と関わっていながらも
『人の心などわかるはずもない』というところからはじまる。
わかった気になるんじゃなくて、理論じゃない、わかんないからこそ、一生懸命考えて生きる。
一人一人の人間にはセオリーなんてあてはまらない。
そういう人間好きな人柄が魅力だったとおもう。

今は本がないけれど、自分の心に言葉は生きているとおもう。
いつかお会いしてみたい方の一人だったけれど、十分にたくさんの人達の心の中に勇気と生きる力を遺していったから、いまだに精神は生き続けていますね。

『感謝できる人は強い人である。』

こういう日にまた河合さんの言葉を思い出して頑張っていきたいとおもいます。
みなさんもたくさん本が出てるので是非読んでみてください!
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by kazthehoofer77 | 2007-07-21 06:09
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