僕たちはつねに一緒だった

先日の夏至の日にCandle nightに出演してきました。きてくださった方々ありがとう!
そして企画者のCandle Juneさんお疲れさまでした。
JUNEさんはキャンドルにつける火を毎年、長野の平和の火まで採りに行って、それを車で運び
代々木公園のキャンドルイベントで火を灯します。
そのあいだはご飯を食べないというジンクスらしく、夜のイベントではすっかり細くなっていき、
今年はイベント終了の朝から青森の六ヶ所村へ行きました。そのエネルギーには驚きます。
昨年から僕は参加しましたが、夏至の日にこうして毎年踊れるのが嬉しいです。
家に帰ってもろうそくに火をつけてみるとなかなか奇麗だ。

イベントが終わって、友人に面白い写真展があると聞き、一枚の写真を見ただけで
「これは行かなくてはいけない」という気分になった。

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なにかに呼ばれるかのように次の日は一人お台場に向かってました。
それはGREGORY COLBERTの『ashes and snow』という写真展。
雨が降っていて一時間も外で待たされたのですが、これは本当に観るべき価値のあるものでした。

写真のひとつひとつが想像をはるかに超えていて、すべてを物語っていました。
(CGや合成がいっさい使われていない。すべてが写真家のフィルターを通して10年間の旅のあいだに撮られたものなんです)

人間と動物の距離。人間が動物を支配しない世界では、奇跡のような共存や調和が自然にある。
自然に「ある」ことの美しさは、自分の感覚では狂気でもある。
像と人が共にある。水の中でクジラと一緒にいる。
そんなことが日常では信じられない。
しかし、考え方を変えれば、すべてを都合のいい形に支配した人間が狂気なのか。

幼い頃から、動物が好きなのですが、同時に動物の目や皮の色などを見ると本能的にドキドキする。どんなにつくられたSFの映画やCGよりも、豹や巨大な鳥や、クジラの泳いでいる姿は圧倒的に神秘的で恐ろしくもあり、想像の世界を超えてしまうんだ。自分がどうしたらいいかがわからなくなるくらい。

小学校の頃はよく学校の帰り道でアオダイショウという蛇やマムシに遭遇した。
こちらからなにかすることがなければ、牙を剥くことはないが、決まって僕らはちょっかいをだしていて最終的には大人に殺されて、今では見ることもない。

ぼくたちはつねに一緒だった。動物も人間も。
偶然にキャンドルナイトのあとだったこともあって、火を灯したり、自然に心を還すことがこの日はできた。

映像作品では、GREGORY COLBERT自らもクジラと素潜りで泳いでいたり、
女性が像の群れの中で、戯れながら踊っている姿があって、
人間と動物のあいだでの『踊り』がとても美しい。

とにかくすべての人に観てほしい。
そんな気にさせてくれたこの作品たちは救いのようだ。
創作者の妥協のない勇気は、なぜか僕の心に安心感をあたえてくれる。

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ここに『在る』自分に。


http://www.ashesandsnow.org/

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by kazthehoofer77 | 2007-06-26 03:50
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