ひとつの終わりから 次へのはじまりへ

一ヶ月半もの時間を費やした舞台、『クラリモンド』が地方公演を終えおわりました。
毎日、毎日をチャレンジし、戦った仲間はいつの日か家族のようになり、
終わった今もみんなの歌声や、踊りが見えるようです。
またそれぞれの道へと一人一人が動き始めました。

すべてがデジタルで手に入るこの時代に舞台での生の表現、
人と人との触れ合いは本当に貴重な時間であることに気づかされます。
演じるものはその瞬間に汗を流し、文字通り血をながし、痛みや喜びもその空気のなかで観るものと一緒の感情を共感することができる。

なにかが欠けたこの時代。
旅の途中ではテレビで子供達が殺されるなど悲しいニュースを聞いた。
電車の中吊りにはそのことを興味だけで書くゴシップ。
そのことが悲しく腹立たしい。

生身の人間の感情や、痛みをデジタルでは感じられない。
自分自身でさえ、感じることが難しいのかもしれない。
だからこそ生身の体でぶつかっていきたいと思うのかもしれない。

今回の舞台で出会ったみなさんへ最大限の尊敬と感謝を。
多くのことを学ばせていただきました。ありがとう。
[PR]
by kazthehoofer77 | 2006-06-05 02:08
<< 小さな輪から 『クラリモンド』の旅 >>