3月10日は母の誕生日で、2年前の今日も母に電話をかけておめでとうと伝えたところでした。
そしてその次の日、あの地震がおこりました。 東京でも相当の揺れを感じましたが、その地震が東北が震源地だと聞いたときには頭が真っ白になりました。まずは、東京の家族の無事を確認し、その後は実家に電話をかけても繋がらず、結局10時間以上たったあと夜中の3時頃に車のなかで避難しているという両親と連絡がとれました。 それまで、テレビに映る真っ暗な闇にところどころ火が燃えている東北の光景を呆然と眺めていました。 あれから2年が経ち、今日は静かにお祈りをしています。 最近、NYにきてから地元の同じ学校だった友人が震災で亡くなっていたことを知りました。 ずいぶんと長い時間会っていなかったのですが、当時の思いでが鮮やかに蘇ってきました。 あの3月11日は、たとえ東北の人でなくても、それぞれの想いが深く刻み込まれるような出来事だったとおもいます。 そしてこの2年という時間は、いままでにないくらい様々なことを考えされる濃厚な時間でした。 震災だけでなく、誰かが亡くなったというニュースなどを聞くたびに、いままで以上に『命』ということの貴重な意味を深く考えさせられたような気がします。 いまはただ失った命のために静かにお祈りしたいと思います。 そして、いまここにいれること、ここにいてくれる人達へ 深く感謝を捧げたいとおもいます。 希望をもって支え合って生きていきましょう。 熊谷和徳
by kazthehoofer77
| 2013-03-11 18:35
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