『MY RHYTHM』は爆発だ!

先日の仙台で行った『MY RHYTHM』が無事に終わりました。

昨年やるはずだった公演の日には、生きているかどうかもわからなかったみんなが、
この日には全員無事にステージで踊ることができました。
この一年、仙台でこの舞台をみんなでただ無事に迎えるためにやってきたようなところもあるので、
終わってホッとしているとともに、ぐったりとしてしまいました。
ひとつの目標のもとに全力で向っていったときに、終わってしまえば、すぐにまた目の前にやるべき
ことが浮かび上がってきます。

打ち上げで日野さんが言っていたことがあります。

『唇が切れて、もう(トランペットが)吹けないと思っても、次の日のことは考えず
その日一日を乗り越えるために全力で吹く。でも終わればまた次のライブがやってくる。
でも俺たちは、その一音に命をかけなきゃいけないんだよ。』

それを僕の年齢の二倍もやってきた日野さんの言葉や佇まいからは、
ものすごく大きな学びを今回の公演からいただくことができたことに本当に感謝します。

本番では、日野さんがなかなか舞台に出て来なくて、、沈黙の時間がつづく、、

お客さんがざわざわしはじめると、遠くからトランペットの音が聞こえ、歩きながら悠々と登場。

途中、踊りはじめた日野さんのトランペットのマイクが外れると、そのマイクをぶん投げる!!めちゃくちゃです!

途中はずっとまえから日野さんとツアーをしていたときに一緒に踏んでいたタップのフレーズを一緒に踏みました。最高です。

そして、TAP THE FUTUREのみんなが今回のステージで大きな輝きを放っていました。

それぞれ大変なことを乗り越え、ここまでやっとこれた喜びをいっぱいに感じながら踊っている姿が
本当に素晴らしかったです。
常々、技術で伝えるのではなく、感情で伝えてほしい!ということをみんなに言ってきましたが(だいたい僕は長嶋タイプなので、バーンと踏めばいい!と教えます)、
このステージではみんなの喜びも、悲しみも、たくさんの想いが伝えられたのではないでしょうか。

この公演は、技術的にも、アート的にも素晴らしいものではなかったかもしれません、

ただごつごつとした今のみんなの生きているそのままの姿をいっぱいに表現したものではあったとおもいます。
僕にとっては岡本太郎の『太陽の塔』のように、なんだかわかんないけど、爆発しちゃってるもの
そんなイメージのものにしたかった。

みんなでこの愛する東北の大地をただ踏みならし、

わーー!と生きている感情を溢れ出させること。

『世の中を支えてきたのは、偉人達でもなんでもない。名もなきひとたちがこの世界を創ってきたんだ。』
と言った太郎の言葉をおもいだします。

これからの東北を、これからの日本を、

みんなの踏みしめるちからでつくっていけたら。

感情を沸き上がらせ、熱い想いで、みんなでともに生きていけたらと強くおもいます。

観に来てくださった方々、協力してくださった方々へ

心より感謝しております。

熊谷和徳


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終演直後のカーテン裏で photo by MAIKO MIYAGAWA


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by kazthehoofer77 | 2012-03-22 17:56
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