純粋を貫くのだ
先日、金曜日は新宿タワーレコードにてインストアライブ、
そして本日は渋谷FMにて急遽ラジオのパーソナリティーを一時間やりました。
昨年出演したAFRICAN JAGの主催浅野さんの番組のピンチヒッターとして一時間、途中突然の誘いにも関わらず駆けつけてくれたCandle Juneと共に熱い気持ちを話し続けました!!

インストアライブでは、小さい会場ながらたくさんの人が集まってくれてとても嬉しかったです。
自分としてもこの3枚めのDVDを出せたことを本当にうれしく思っています。
たくさんのひとがこのDVDを買うことが重要ではなくて、この機会をとおしてまた新たな人に出会えることがすごく素晴らしいことだと感じています。

今日のラジオでもたくさんのことを話ましたが、
大切なことは想いを大事にやり続けることだとおもいます。
昨日、ハーヴェイミルクの活動を映画にした『MILK』を観ました。
彼の純粋さ,想いの強さに心をうたれ、やり続けることの重要性をあらためて思いました。

純粋さを貫いて、
表現し続けること
自分の信じることにむかって
これからも楽しく頑張っていきたいと思います。

ありがとう。
# by kazthehoofer77 | 2009-11-18 00:36 | Trackback | Comments(2)
『星になっても、月を歩くだろう』
昨日、マイケルジャクソンの映画『This Is It』を観て、今日はマイケルの遺品展を観にいってきた。
どちらも、そこにマイケルはいないのに、ものすごいパワーの熱気とライブを観ているような興奮に包まれていた。
映画がはじまったとき、自分が高校生のとき新幹線に乗って東京まで観に行ったマイケルのコンサートのことを思い出して、あのときの興奮が蘇ってきて涙がこみあげてきた。
東京ドームで観た本物のマイケルとの距離感はとてつもなく遠く感じられ、実際に観ているのかどうかもわからないくらい幻を観ているような感覚だったけれど、今回はなんだかずっと近くに感じられたようなきがした。
もしかしたら、それはきっと彼が魂になって、現実よりももっとみんなのちかい距離にやってきていたからかもしれない。

いつも少年のようで孤独な印象のあるマイケルは、このリハーサルを撮影したドキュメンタリーのなかでは違った印象に見えた。
それは彼がもっとみんなを引っ張って、若いダンサーたちやスタッフを牽引している大人のイメージ。彼は愛をもって人と接していて、スタッフ、ダンサーみんながこの『マイケルジャクソン』という一人の人間から、ものすごいエネルギーをもらって、そしてそれを返しているというポジティブな循環がステージいっぱいに広がっている。
みんなマイケルと同じステージに一緒にいれることが嬉しくてたまらないんだ!という感じ。
みんなが輝いているのがほんとうに素敵だなあと思った。

しかしながら,常に彼はプライベートを冒され、整形のことやあらゆる事件のことで彼のアート自体も歪められてきた。それがこうして死後にやっと見つめ直されていくのは、彼がここにいないことが残念でならない。そして新しい彼自身の作品が、このコンサートの完成形もふくめ見ることができないと思うと、とても悲しい。

僕にとってはやはり彼の作品がすべてだとおもう。彼が愛をもって自分を傷つけても、創作し続けた。その数はけっして多くはないが、ひとつひとつの完成度の高さや、全くむだのない彼の動きのすべて、そこに費やしたであろう努力を感じるとき僕は彼と言う人間性を感じる。


どんな人だったかということは二の次のことだから、

彼の新しい作品がもう見ることができないことが残念だ。
精神は肉体を越えて、彼と言う魂は空へと散っていってしまったけれど、彼の遺した贈り物の数々はきっとどの世代にも大切なメッセージとして残っていくのだろう。
マイケルがサミーデイビスjr.のために歌った歌詞がとても好きで、ここにかいておきたい。

You were there, before we came.
You took the hurt, you took the shame.
They built the walls to block your way.
You beat them down.
You won the day.
It wasn't right, it wasn't fair.
You taught them all.
You made them care.
Yes, you were there, and thanks to you
There's now a door we all walk through.
And we are here, for all to see --
To be the best that we can be.
Yes, I am here....
Because you were there.

『あなたがそこにいた わたしたちがくるまえに
 あなたは心を痛め 恥もかいてきた
 かれらはあなたの道を遮るために 壁をつくってきたが
 あなたはそれらをぶち壊し 今日という日を勝ち取った

 それは正しくないことだと それは平等ではないことだと
 あなたはみんなに教えて 彼らに気づかせてくれた
 そう、あなたはそこにいた だから今あなたのおかげで
 わたしたちすべてが通ることのできる扉がひらいた

 そして今わたしたちはここにいる
 わたしたちができるかぎりのベストをみせるために
 そしてぼくがここにいる
 なぜならそこにあなたがいたから』


http://www.youtube.com/watch?v=IjmalHcQh54



# by kazthehoofer77 | 2009-11-13 02:29 | Trackback | Comments(4)
No Word, JUST TAP!!



先日、NYの友人であるオマーエドワードが来日していて、久しぶりに会った。
古くからの友人は久しぶりでも、そんな感じがしない。一緒に踊れば、言葉もいらずにわかりあえる。
TAP DANCERには言葉以上のコミュニケーションがある。
相変わらずクレイジーなオマー。でも本当にタップを愛して、どこにでも現れる。
なり振り構わず、その瞬間に身を任せて踊る。
そしてなんか見ていると元気になれる。そんなエネルギーの持ち主。
また会う日まで!OMAR EDWARD!

今週の金曜日はタワーレコードでのインストアライブがあります。
みなさん是非きてください。
そして、土曜、日曜はKAZ TAP STUDIOでのワークショップ。
全くのタップ未経験の方々も、対象となりますのでこの機会にぜひスタジオにいらしてください。

http://www.geocities.jp/kaz_tapstudio/index.html


# by kazthehoofer77 | 2009-11-10 02:13 | Trackback | Comments(2)
大友良英『ENSEMBLES』そしてDVD『FRAGMENTS』



今日は大友良英さんの企画しているイベント『ENSEMBLES』展に出演してきた。
廃校になった校舎の屋上に様々な音が聴こえてくる仕掛け。
ドクドクと鼓動のように流れる電球の音、
水が流れる音、
風がふくと鳴る金物の音色。

うまくコトバで説明することはできない、説明不要の『音』の展示会というかんじでした。
大友さんの熱い気持ちがいっぱい詰まったような『音』たちの空間で踊れることが素晴らしい時間でした。
そして初の大友さん+KAHIMI+KAZのセッションも実現して良かった!

さて今月は最近発売された僕のDVD『FRAGMENTS』のインストアイベントが新宿のタワーレコードであります。
こちらも制作スタッフの気持ちがつまった作品に仕上がっています。
音、リズム、感情の断片を体感しに、
ぜひいらしてください!

出演:熊谷和徳
日時:2009年11月13日(金) 19:00〜
場所:タワーレコード新宿店 7F イベントスペース
内容:ミニライブ&サイン会

タワーレコード新宿店
http://www.towerrecords.jp/store/Shinjuku/







11/14&15 熊谷和徳TAP WORK SHOP
2009年11月14日(土)・15日(日)
【会場】
KAZ TAP STUDIO  
【クラス】11月14日(土)
1)基本クラス 17:00-18:00     2)応用クラス 18:30-19:45
11月15日(日)
3)基本クラス 17:00-18:00     4)応用クラス 18:30-19:45

基本クラスははじめてタップをやってみたい!という方も歓迎ですので、この機会に是非!
詳しくは
KAZ TAP STUDIOまで
http://www.geocities.jp/kaz_tapstudio/index.html
# by kazthehoofer77 | 2009-11-04 01:08 | Trackback | Comments(3)
北九州再び。そのたもろもろ



先日のアリオスでの公演は、とても楽しかった!
素晴らしい共演者、素晴らしい環境、素晴らしいスタッフに恵まれ、
クリエイティブなことに集中することができた。
関わってくれた皆さん、そして観にきてくださったみなさんに感謝。

そして昨日、今日と北九州芸術劇場でのワークショップ。今回は一平とともに飛んできました。
前回にひきつづきたくさんの方々が九州のあちこちや遠方から足を運んでくれました。
きてくれたみなさんとスタッフに感謝!
あ、そして屋台ではじめて会ったにも関わらずごちそうしてくれたおじさん、ありがとう!!
頑張っているといいことはおこるんだなあ。

最近は地元の新聞、河北新報にエッセイを連載しはじめました。2週に一度書いています。
今までとは違うダンス以外での表現はなかなか難しいですが、書くのは楽しいです。
次回は11/2明日の掲載になります。

そして東京でのワークショップは11月14日、15日KAZ TAP STUDIOにて。
今回は基礎的な音の徹底、そして新しい振り付けをやる予定です!
詳しくは
http://www.geocities.jp/kaz_tapstudio/index.html

そして12月19日には最近還暦を迎えた素晴らしいサックス奏者の梅津和時さんと『JAZZ』という音楽にに思いっきり向き合ったコンサートをやります。是非観にきてください。


http://www.asahi-hall.jp/hamarikyu/event/2009/12/event399.html





photo by スズキジョージ
# by kazthehoofer77 | 2009-11-02 01:28 | Trackback | Comments(2)
いつでも「いま」しかない いわきアリオスにて
今日は福島県いわき市にあるアリオスという劇場に公演できている。

2週間前にワークショップでここにきてから、この場所で生み出すみんなのエネルギーにとてもいいものを感じています。とても素晴らしい出会い、こども達とのワークショップは自分にとってとてもいい経験になりました。
ワークショップでは美術でスズキコージさん、音楽の中川賢一さんと、そしてたくさんの生徒さん達とひとつの舞台を創り、今回はチェロの丸山泰雄さん、パーカッションASA-CHANG、写真家の平間至、そしてTAPPERS RIOTのタカ、しょうこ、ゆうきとの舞台。
そしてその舞台の中心にあるのは詩人の谷川俊太郎さんの言葉だ。

いわきにきて、まずやったことは朝5時に海に行き、
平間さんとのフォトセッション!
突然の平間さんのアイディアで、やることになったのだけど早朝の海でのセッションは最高でした。
ズボンまで水に入り、海の中を走り回り、それを撮る平間さん。
朝の5時に大人がすごいことやってた。最後にはゆうきが頭から海につっこんでフィナーレ。
ここから舞台ははじまった。

谷川俊太郎さんの言葉を舞台にぶつけるために。
この詩はこの先も僕にとってたいせつな意味をもつ言葉になるだろう。


『舞台に 舞台から』

土足で上がるのだ 舞台に
田んぼと劇場を地続きにするのだ
足裏は知っている
坂の下 奈落の下 コンクリートの下
人々の意識の下に この星のマグマがたぎっていることを

出て行くのだ 舞台から
風神雷神となって創造の嵐を起こすのだ
タマシイは知っている
目に見えないもの 耳に聞こえないもの
コトバにならないものが 誰にでもひそんでいることを

谷川俊太郎

# by kazthehoofer77 | 2009-10-25 01:32 | Trackback(1) | Comments(4)
『立ち止まり,足るを知る』
最近、『未来を写した子供達』というドキュメンタリーを観てすごく感動。
インドの売春宿に住む子供達がイギリス人の女性カメラマンに写真を習い、写真を撮りはじめることで子供達の日常が変化していく。日常をなにげなく写しているリアルな子供達の写真にハッとさせられる。そしてタイトルのとおり、かれらはその写真を撮ることで未来を創造していく、その成長ぶりに心をうたれた。
シンプルなこと、日常的なリアルな現実の力強さ。そしてそこからの未来の架け橋は常にどこにでもある可能性なんだと感じる。

『立ち止まり、足るを知る』と今日何となく観ていたテレビで酪農家の方が言った言葉。

「立ち止まることは、成長することと繋がっているんだ」
10数年走り続けていたが、立ち止まらないと見えない景色があった、それは実際の風景であったり、心の景色であった、というようなことをお話していて、とても感慨深い言葉だった。

忙しく流転していくこの時代は、いまは不景気でとても苦しい人達が多い時代だとおもう。
僕も実際にたくさんの人達と話していて、実感することが多いけれど
こういうときだからこそ、じっくり立ち止まる勇気もまた必要なのかもしれないとおもう。

そしてまわりにある日常にしっかりと目をむけて、大切にしながら

未来を自分たちで映し出していく強さが必要だとおもう。

一日をたいせつに生きていこう。


今週末からは福島県いわき市アリオスにて、3日間子供達にむけたワークショップをやります。
どんな未来が拓かれるのか、僕も楽しみにしています!

# by kazthehoofer77 | 2009-10-07 02:14 | Trackback | Comments(6)
TAICO CLUB w/DJ KRUSH 〜広島w/Coba〜神戸w/クリヤマコト



ここ最近はいろいろな場所へいろいろな方とセッション。
まずは川崎での港でDJ KRUSHとのセッション。深夜2時スタートにもかかわらず、たくさんの人達が音をもとめて集まっていました。KRUSHさんのプレイもギンギンで野外のDJスタイルはまた屋内でのイベントとも違ってすごかった!KRUSHさんの真骨頂を見た気がしました。







そして朝起きて広島移動。

広島という土地のパワーにはいつもポジティブなエネルギーをもらえて、そして厳かな気持ちになれます。
初日、中国の二胡の奏者ツァオレイ、バイオリニスト古澤巌さん、東儀秀樹さんの演奏に飛び入りセッション。それぞれのライブも素晴らしかった。特に今回初対面のツァオレイとの二人での即興演奏は刺激になりました。
そして二日目、今回の広島でのメインはCOBAさんとのセッション。
どんな場所に行ってもリハーサルから本番までを全力で演奏するCOBAさんのスタイルは本当にいつも勉強になります。いつでも本気です。





そして神戸にてクリヤさん、早川さん、大阪さんのトリオにゲスト出演しました。
ボーカリスト平賀マリカさんも同じくゲスト出演。
久しぶりにクリヤさんと一緒にできて楽しかった。

この一週間はいままでお世話になったたくさんの方々に久々に会うチャンスがあって、
またいろいろな話ができて良かった。たくさん考える機会ができて感謝です。

各地でお世話になった方々にも感謝します。

ありがとうございました!



# by kazthehoofer77 | 2009-09-29 01:57 | Trackback | Comments(4)
九州ワークショップの旅




ここ最近は宮崎に行き、それから北九州ではじめてワークショップをやりました。
小さい子から上は60代までの方々がはじめてTAPにトライして、みんながんばって踏んでいました!宮崎には鹿児島からライオットにも出演していた貴丸も文字通り駆けつけてくれました。





タップシューズを持っていない人達にも足を踏んで音を鳴らす楽しみを感じてもらうために、
靴の裏に金具やコインをつけて即席タップシューズで踊るなど画期的なアイディアも生まれ
面白かったです。











こんなふうに世界中のどこでも足を踏み鳴らして遊ぶ子供達がふえたら、きっと楽しいだろうなあと
見ていて思いました。

これからもたくさんの人達に出会うために、

いろいろな場所でこのワークショップをつづけていきたいとおもいます。



ps.10月31日、11月1日にも北九州にいきます。


http://www.geocities.jp/kaz_tapstudio/index.html
# by kazthehoofer77 | 2009-09-18 15:01 | Trackback | Comments(3)
『生きる』



円形劇場の6日間が、無事に幕を閉じました!
身体のあちこちが痛いんですが、今は終わったあとの心地よさを感じています。

劇場に足を運んでくださったみなさん、そして遠くから応援してくださったみなさん、
本当にありがとうございました。
リハーサルをふくめこの夏の長い時間をひとつのことにみんなで没頭し、
最後まで全力で踊りきれたことに感謝しています。
毎日みんなが舞台にあがり、全員が舞台上で本当にいい表情をしているのを観れたことが素晴らしい経験でした。

今回、ショウの最後に踊った曲にはテーマがありました。
それはシンプルにこの瞬間を『生きる』ということです。

6日目のゲストのときに話しましたが、たまたまショウの構成を考えていたときに
詩人の谷川俊太郎さんとお話をする機会があり、そのときに谷川さんの人柄に触れ、そしていただいた一冊の本からインスピレーションをえました。

その本のタイトルは『生きる』でした。そしてその詩を読んだときに、自然に自分が踊る意味と繋がっていったのです。

今この瞬間を生きているということは、あたりまえのことですが
そのことを常に幸せと思えることは、なんだかすごく難しい世の中にぼくらはいるような気がしています。
この瞬間、瞬間が奇跡的で素晴らしいことだということは、自分にとってステージでリアルに感じることができます。お客さんたちの笑顔や拍手の中に、思いもしないリズムのフレーズが瞬間的に身体から発したときにじぶんは今を生きていると感じることができました。

それはTAPに限らず、だれもが一生懸命になる瞬間に感じることなんだと思います。

生命の尊さ、美しさにまっすぐに

僕は表現していきたいとおもいます。


『生きる』

生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
木漏れ日がまぶしいということ
ふっと或るメロディーを思い出すということ
くしゃみをすること

あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハンシュトラウス
それはピカソ
それはアルプス

すべての美しいものに出会うということ
そしてかくされた悪を注意深くこばむこと

生きていること
いま生きているということ

いま遠くで犬が吠えるということ
いま地球が廻っているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまブランコがゆれているということ

いま いまがすぎていくこと

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ

人は愛するということ

あなたの手のぬくみ

いのちということ

谷川俊太郎『生きる』より抜粋 



http://www.shopkrk.co.jp/item/fragments/


# by kazthehoofer77 | 2009-08-25 01:37 | Trackback(1) | Comments(7)
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